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アイナメ
Hexagrammos otakii Jordan et Starks
地方名:ねう
英名:Fat greenling
尾びれの後縁は直線的かもしくは、わずかに湾入する。
側線は各側に5条ある。岩礁域や岸壁域などに生息する。産卵期は晩秋から冬で、岩かげや転石の間などに橙黄色や赤紫色の団子状の卵塊を産みつける。
この頃の雄は体が黄色(婚姻色)になり、卵を保護する。稚魚は表層を遊泳し、背側が緑青色、腹側が銀白色をしている。多くは全長40cm前後になるが、中には60cmに達するものもある。北海道以南の日本各地に分布する。刺網や釣りなどで周年漁獲される。肉は淡泊でくせがなく、刺身、照り焼、空揚げ、椀種など、広く用いられる。
(雄)
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