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当事務所では,昨年度から幼竹を活用した「気仙沼産メンマ」の商品化に取り組んでおり,試作2年目となる今年も昨年度に引き続き,気仙沼市内のレストランのご協力を得て,令和2年12月17日(木曜日)にメンマの試作品作りを行った方々など5人に集まっていただき,試食会を開催しました。
昨年度は,レストランの店長から「試作品は発酵が進んでおらず,天日干しもしていないのでメンマ特有の食感がない。」との評価でしたが,今年は昨年の塩漬け工程後に発酵や乾燥の工程を加えて作成した結果,食感も市販品と遜色がなく「十分商品化できる。」「商品化化したら店でも使ってみたい。」との評価をいただくことができました。
参加者からも「昨年と比べて,メンマらしい食感になった。」「もっと厚みのあるものも食べてみたい。」「不揃いだと手作り感が出て特徴がだせるかもしれない。」との感想がありました。
試作3年目となる令和3年度には,更に生産者や消費者との連携を深めて,本格的な商品化に向けた取り組みを進め,産直市での試験販売を行いたいと考えています。
気仙沼産メンマの商品化によって身近に生育している竹を活用した地域の特産品とするとともに,近年,手入れが行き届かず荒廃している竹林が増加していることから,竹林の整備にもつながることが期待されます。
↑試食用ランチ
↑試食会の様子
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