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昭和25年8月洪水の原因は、熱帯性低気圧によるもので、この低気圧に伴って流入した温暖な海洋性赤道気団が、三陸沖を移動しつつあった冷気団に衝突したことにより7月31日~8月6日にわたる長雨となったものです。
名取川流域の笹谷、作並といった山地部では、日雨量がそれぞれ380mm、396mmを記録し、平地の仙台においても168mmを記録しました。また、8月1日から8月5日までの連続雨量は、山地部では軒並み400mmを超え、笹谷では555mmにも達しました。この豪雨により名取川、広瀬川、多田川、吉田川などが破堤し、大きな被害をもたらしました。
濁流により損壊した民家(仙台市愛宕)
泥海に浮かぶ民家(仙台市宮沢橋付近)
市電通りの浸水を不安気に見守る住民(仙台市河原町)
広瀬川の濁流により損壊した民家(仙台市愛宕橋上流)
濁流に流された評定河原橋(仙台市花壇)
増水した広瀬川の濁流(仙台市花壇)
多くの民家が損壊しました(仙台市霊屋下)
広瀬川の増水により多くの民家が浸水しました(仙台市広瀬橋上流部)
濁流に流された宮沢橋
六郷堀でも橋梁が流されました
一面の湖と化した耕地(名取市高柳)
氾濫水により孤立した集落と避難する住民(鹿島台町志田谷地)
刻々と上がる氾濫水の中、避難を急ぐ住民(鹿島台町志田谷地)
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