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掲載日:2013年12月2日

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みやぎ水害記録集(昭和25年8月洪水)

洪水の概要

昭和25年8月洪水の原因は、熱帯性低気圧によるもので、この低気圧に伴って流入した温暖な海洋性赤道気団が、三陸沖を移動しつつあった冷気団に衝突したことにより7月31日~8月6日にわたる長雨となったものです。

名取川流域の笹谷、作並といった山地部では、日雨量がそれぞれ380mm、396mmを記録し、平地の仙台においても168mmを記録しました。また、8月1日から8月5日までの連続雨量は、山地部では軒並み400mmを超え、笹谷では555mmにも達しました。この豪雨により名取川、広瀬川、多田川、吉田川などが破堤し、大きな被害をもたらしました。

災害の記録写真

名取川水系

濁流により損壊した民家(仙台市愛宕)

泥海に浮かぶ民家(仙台市宮沢橋付近)

市電通りの浸水を不安気に見守る住民(仙台市河原町)

広瀬川の濁流により損壊した民家(仙台市愛宕橋上流)

濁流に流された評定河原橋(仙台市花壇)

増水した広瀬川の濁流(仙台市花壇)

多くの民家が損壊しました(仙台市霊屋下)

広瀬川の増水により多くの民家が浸水しました(仙台市広瀬橋上流部)

濁流に流された宮沢橋

六郷堀でも橋梁が流されました

一面の湖と化した耕地(名取市高柳)

鳴瀬川水系

氾濫水により孤立した集落と避難する住民(鹿島台町志田谷地)

刻々と上がる氾濫水の中、避難を急ぐ住民(鹿島台町志田谷地)

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お問い合わせ先

河川課企画調査班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-3173

ファックス番号:022-211-3197

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