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東北地方では,令和元年10月11日から前線の影響により雨が降り出し,12日には令和元年東日本台風の接近により太平洋側では昼前から激しい雨となりました。12日の夕方から13日の明け方にかけては,局地的に猛烈な雨となり,この大雨の影響で、広い範囲で河川の氾濫が相次いだほか、土砂災害や浸水害が発生しました。
宮城県では,10月12日の夕方から13日の明け方にかけて,局地的に猛烈な雨となり,各地で観測史上1位を更新する記録的な豪雨となりました。この大雨の影響によって,10月12日19時50分に大雨特別警報が発表されました。
降り始め(10月11日)からの総雨量は丸森町の筆甫で607.5mm,丸森町の丸森で441.0mm,仙台市宮城野区の仙台で401.0mm,となるなど記録的な大雨となりました。
観測史上1位の1時間雨量記録を更新した観測所
観測史上1位の24時間雨量記録を更新した観測所
宮城県を襲った豪雨の影響により,182河川1,210箇所で被災しそのうち内川(阿武隈川水系),渋井川(鳴瀬川水系)など18河川36箇所で決壊し,甚大な被害をもたらしました。
特に,阿武隈川水系の内川,五福谷川,新川においては,堤内の水位が上昇し,越流が発生したことから,川表側の堤防肩の法欠,法尻の洗掘を引き起こしたことにより,堤防が決壊し甚大な被害をもたらしました。
渋井川 決壊状況(鳴瀬川水系)
高倉川 決決壊状況(阿武隈川水系)
渋井川 決壊状況(鳴瀬川水系)
R1.10月令和元年東日本台風 洪水記録(PDF:97,461KB)
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