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昭和23年9月洪水は、東北地方に寒冷前線が移動しつつあり、また、アイオン台風に伴った温暖前線も発達して、両前線が仙台付近において、衝突し激しい上昇気流をまき起こし、豪雨をもたらしたものです。
降雨状況は築館観測所において、最大1時間雨量109.4mm、4時間最大雨量は308.7mmと従来の東北地方の記録を破る大雨でした。
これによって、鳴瀬川筋の上流部中新田地内の堤防が破堤したほか、吉田川筋においても、中流部の両岸が破堤し、昭和22年9月洪水(カスリン台風)の被害をしのぐ大雨となりました。
冠水した水面に電信柱がポツポツ顔を出している(旧東和町)
北上川の氾濫によって濁流の海と化した町(旧東和町)
街の通りは一面水浸し(旧若柳町)
迫川の水の流れは速く、曲がりくねっていて洪水が起こりやすい(旧若柳町)
迫川は10~30日間もの間浸水した(旧若柳町)
すっかり水につかった街(旧築館町)
吉田川の破堤により孤立した家屋(鹿島台町志田谷地)
破堤氾濫し救助を求めている住民(鹿島台町志田谷地)
吉田川の破堤により軒下まで浸水した集落(鹿島台町志田谷地)
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