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東北地方では、令和4年7月15日深夜から16日昼頃にかけて、県の北部を中心に広い範囲で強い雨となり、大崎市古川では、時間雨量、日雨量ともに観測史上1位を更新するなど記録的なものとなり、2河川4か所で決壊するなど、河川の氾濫、土砂災害や浸水被害が発生し、県内各地の河川管理施設に被害が発生しました。
東・北日本で大気の不安定な状態となり発達した雨雲がかかり続けた影響により、宮城県では令和4年7月12日深夜から雨が降り始め、降り始めからの雨量が宮城県の泉ヶ岳で207.5ミリ、仙台で179.5ミリとなり平年の7月ひと月分にあたり大雨を記録した。
その後、いったん雨は止んだものの、15日から16日にかけて発生した前線が九州から東北付近に停滞し、その前線上を低気圧が東へ進んだ影響により宮城県では、再び雨が降り出し、15日未明から16日朝にかけて非常に激しい雨となった。
観測史上1位の1時間雨量記録を更新した観測所
古川:74mm/h
観測史上1位の24時間雨量記録を更新した観測所
古川:239mm/24h
宮城県を襲った豪雨の影響により、86河川550箇所で被災し、そのうち、名蓋川(鳴瀬川水系)、出来川(北上川水系)など2河川、4箇所で決壊し、甚大な被害をもたらしました。
名蓋川 堤防決壊状況(鳴瀬川水系)
出来川 堤防決壊状況(北上川水系)
田尻川 堤防越水状況(北上川水系)
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