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掲載日:2023年8月15日

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令和5年度県工事事故防止対策事業計画を策定しました!

県工事事故防止対策事業計画とは

県では,県工事における事故防止対策のための基本計画である「県工事事故防止対策推進計画(5ヶ年計画)」を5年ごとに策定しています。

この「県工事事故防止対策推進計画」に基づき,毎年度の行動計画である「県工事事故防止対策事業計画」を策定し,事故防止対策を実施しています。

第6次県工事事故防止対策推進計画(令和4年4月から令和9年3月まで)

令和5年度県工事事故防止対策事業計画

重点事項等

令和5年度は,令和4年の労働災害,公衆災害の特徴を踏まえ,下記の重点事項を設定し,事故防止に努めていきます。

令和4年の労働災害・公衆災害の特徴

  • 令和4年の労働災害は27人で,昨年と比較すると10人増加(うち死亡者は0人)
  • 「墜落,転落」「転倒」「飛来,落下」「挟まれ,巻き込まれ」及び「切れ,こすれ」による事故が全体の9割(24件)発生
  • 40代,50代,60代による事故が,全体の7割(19件)発生
  • 物損公衆災害件数は,依然として多く(56件)発生し,「埋設管」「電柱・電線」「自動車・バイク」が全体の8割(47件)を占める

以上の労働災害等の特徴を踏まえ,以下に示す項目を当該年次計画の重点事項として推進していきます。

重点事項

  1. 「墜落,転落」「転倒」「飛来,落下」「挟まれ,巻き込まれ」「切れ,こすれ」に分類される災害の防止
  2. 経験の浅い作業員と経験豊富な作業員への経験年数に応じた安全衛生教育の徹底
  3. 高年齢労働者への安全衛生教育の徹底,作業環境等の整備
  4. 物損公衆災害(埋設管,電柱・電線,自動車・バイク)の防止

事故防止対策事業(主な取組内容)

工事現場安全点検等の実施

令和4年度に引続き安全点検を継続し,更なる労働災害防止を図ります。

特に,作業環境の整備状況や墜落防止対策(はしごの固定等)の実施状況を重点的に確認します。

令和5年度目標
  • 全発注工事で最低年1回以上安全点検を実施

安全講習会等の実施

各地区労働災害防止連絡会議主催の施工業者を対象とした安全管理講習会と,各発注機関毎の安全管理講習会を実施します。

これまでに発生している事故について,型別に発生する事故の傾向を踏まえた講習会を開催します。また,経験年数が少ない作業員,経験豊富な作業員及び高年齢労働者が起こしやすい事故事例なども講習内容に加え事故防止に取り組んでいきます。

令和5年度目標
  • 重点事項に掲げるテーマで安全講習会等を約30回開催

各部局,各事務所における目標設定及び具体的な取組の設定

各部局(土木部,農政部,水産林政部,企業局)の各事務所において,過去の労働災害における型別傾向を踏まえた安全管理目標及び具体的な取組内容を定め,さらなる事故防止対策の確立を図ります。

また,各事務所の安全管理目標及び具体的な取組内容については,受注者へ配布し,現場事務所への掲示や安全衛生教育時に下請業者へ配布・説明を実施するよう取り組んでいきます。

 

安全管理目標は,以下のとおり。

ー土木部ー

ー農政部ー

ー水産林政部ー

 

ー企業局ー

 

お問い合わせ先

事業管理課工事管理班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-3186

ファックス番号:022-211-3292

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