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北朝鮮が10月4日に発射した弾道ミサイルは、青森県上空を通過し、岩手県釜石市東方約3200キロメートルの我が国排他的経済水域外の太平洋上に落下した。また、10月9日にも弾道ミサイルが発射されるなど、巡航ミサイルも含めて、今年、ミサイル発射は20回を超えている。
我が国を初め国際社会は、北朝鮮に対し、国連安全保障理事会決議の遵守を求め、核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないよう繰り返し要求してきたところである。
こうした中、北朝鮮により弾道ミサイルが発射され、我が国上空を通過して、岩手県沖の太平洋上に落下したことは、航空機や船舶の安全確保の観点からも、極めて危険な行為であり、国民の生命や安全・安心を脅かす重大かつ深刻な事態であることから、断じて容認することはできない。
よって、本県議会は、北朝鮮に対し、厳重に抗議するとともに、政府に対して国際社会と協調し、北朝鮮がこのような暴挙を繰り返すことのないように、問題解決に向けて必要な外交努力をはじめ、あらゆる措置を講ずることを強く求める。
右、決議する。
令和4年10月19日
宮城県議会
ロシアは2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を開始した。この軍事侵攻は、明らかにウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反である。
力による一方的な現状変更は断じて認められず、これは、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす極めて深刻な事態であり、断じて容認できない。我が国はロシアに対して、より強固な経済制裁を断固行うべきである。
よって、本県議会は、ロシアに対し、厳重に抗議するとともに、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める。また、政府に対し、ウクライナ在留邦人の安全確保及び我が国への影響対策について万全を尽くすよう求める。
右、決議する。
令和4年3月3日
宮城県議会
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