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ユネスコは,令和2年12月17日「伝統建築工匠の技木造建築物を受け継ぐための伝統技術」の無形文化遺産登録を決めました。日本の伝統的な建築文化を支えてきた宮大工や左官職人らが古くから継承してきた17分野の技術価値が世界的に認められたものです。これらの職種は,近代化により後継者育成が難しくなっている分野でもあり,人材確保にもつながると期待されています。今回の登録を受け,木の家づくり科は教育機関ではありますが,カリキュラムを通じて伝統建築の知識・技能継承の一助となれるよう一層努めてまいります。
角田勝美講師が令和2年秋の叙勲において瑞宝単光章を授与されました。
本当におめでとうございます。
本業の傍ら,36年にわたり職業訓練校などで若手大工の育成にあたってきました。大工があこがれる大工になってほしい,という想いから学生一人一人の個性と得意分野を見極め,手本を示し,上達するまでとことん付き合ってきました。外から見えない部分にも美しさと正確さを追求していけば技能は自ずと向上します。これからも家づくりの情熱を伝え続けていきます。
木の家づくり科では,学生が手がけている工事中の現場を直接見ていただける見学を受付中です。
学生は,1年間または2年間で身に付けた知識と技能を用い,企画から設計,加工,建築までの一連の工程を実践で学んでいます。
2年生は10月29日,1年生は12月4日に上棟式を行い,皆さんに公開できる状態にまでになりました。ぜひこの機会に訓練の成果をご覧ください。
1年生>>在来工法を用いた「現代住宅」
2年生>>伝統工法を用いた「茶室」
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