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宮城県では薬剤師確保において、「薬剤師の絶対数の不足」と「薬剤師の偏在」が課題となっています。
令和4年度における宮城県と全国の人口10万人あたりの薬剤師数を比較すると、宮城県は244.3人に対し、全国では259.1人と10人以上の開きがあります。
さらに、宮城県の中でも、仙台市では313.6人と高い水準なのに対し、他の地域は少なく、都市部に薬剤師が集中しているのが現状です。特に、県内の病院薬剤師は、就業地域が仙台医療圏に集中しており、その他の地域における病院薬剤師の確保は困難を極めています。
本事業は、薬剤師が不足している地域の医療機関において将来薬剤師として業務に従事しようとする者に対し修学資金を貸し付けることにより、県内の医療機関における薬剤師を確保し、もって医療提供体制の整備を図ることを目的としています。
1. 貸付対象者
県内の大学の薬学課程に在籍する薬学生のうち、将来薬剤師として特定医療機関(薬剤師が不足している地域の医療機関として知事が別に定めるもの)での業務に従事しようとする者
2. 返済免除要件
今後、詳細が決まり次第、順次更新します。
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