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宮城県では,山,川,海などの豊かな自然,脈々と連なる歴史やその中で育まれてきた文化を背景として,個性ある景観が形づくられてきました。さらに,現在の人々のくらしを支える建物,施設などや,そこで営まれる社会経済活動などによって景観は特徴付けられています。
私たちのまわりにある美しい景観を守り,次の世代に伝えていくことが求められています。また,私たちが日常生活を送っている身近な景観などについても,良いところを受け継ぎながら,将来も大切にされるような景観を新たにつくっていくことが求められています。
宮城県が美しい景観で満ちあふれた心地よい空間となり,県民が誇りや愛着をもって暮らせるよう,「宮城県美しい景観の形成に関する基本的な方針」を定めました。
この基本方針は,地域の自然及び文化の保全,地域の美しい景観の形成に関する活動を担う人材の育成,観光の振興及びその他の地域活性化の視点から,宮城県の美しい景観の形成に関する施策を総合的,計画的及び広域的に推進するために定めたものです。
この基本方針では,景観のとらえ方についての考え方や,宮城県の景観の現状と課題,その課題の解決に向けた,美しい景観の形成に関する目標などをまとめています。さらに,市町村の区域を越えた広域的な景観のとらえ方とその在り方を示すとともに,景観形成に関して宮城県が取り組むべき施策の基本的な考え方と留意事項を示しています。
また,平成23年3月11日に,東日本大震災が発生し,とりわけ沿岸部の市町については,地震による被害に加え,大規模な津波により更に甚大な被害を受けている状況をふまえ,復興まちづくりを進める際に,景観形成のために留意することが望ましい事項を示しています。
この基本方針が,美しく魅力ある景観づくりの一助になればと願っています。
宮城県美しい景観の形成に関する基本的な方針(PDF:12,751KB)
平成24年3月策定
宮城県美しい景観の形成に関する基本的な方針(概要版)(PDF:1,954KB)
内容 |
PDFファイル |
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宮城県美しい景観の形成に関する基本的な方針【概要版】 |
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宮城県美しい景観の形成に関する基本的な方針(全文) |
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表紙・策定にあたって(知事巻頭言)・目次 |
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はじめに
序章
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第1章 宮城県の景観の現状と課題
第2章 美しい景観の形成に関する目標
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第3章 広域的な景観形成に関する事項
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第4章 美しい景観の形成に関する施策にかかる基本的事項
付章 東日本大震災で被災した市町村の景観形成に向けて
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資料編・裏表紙 |
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