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蔵王芝草平保全対策工事で設置した高床式木道の空撮写真(2006年10月31日撮影)
蔵王国定公園内にある芝草平は、南蔵王縦走登山道沿いに広がる県内最大の湿原として知られております。
しかしながら、近年の登山ブームにより訪れる登山客の増加に伴い、貴重な湿原植生群落への踏み入りなどによる植生の衰退が進行しておりました。
このため、平成18年に自然環境の適正な保護と賢明な利用の両立を図ることを目的として、環境省自然環境整備交付金事業により施設整備を行いました。
施設の特色としては、施設整備による自然環境への負荷を最小限に止めるため、踏圧により既に裸地化したルートに沿って木道を設置しており、木道の先端部に展望できるベンチ付デッキや植生群落への立入りを規制する標板やロープを設置しました。
老朽化が進み、木道の安全な利用が損なわれている状況にあったため、令和5年及び令和6年の2年をかけて木道の改修工事を行いました。
幹線登山道から湿原方向に設置した木道
幹線道路側から湿原に向かう木道
木道先端部には展望のできる休息デッキを設置
幹線登山道に設置した休息デッキ
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