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掲載日:2018年5月9日

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「茂福久」号が日本一の成績で選抜されました!

脂肪交雑は国内歴代最高のBMS No.10.9

ロース芯面積は県内歴代最高

1.概要

  • 宮城県の和牛振興を牽引し,昨年開催された第11回全国和牛能力共進会宮城大会での躍進に大きく貢献した基幹種雄牛「茂洋(しげひろ)」を父に持ち,「茂洋」を超える成績が判明した種雄牛「茂福久(しげふくひさ)」がこの度選抜されました。
  • 「茂福久」号は今年度実施した種雄牛の能力を評価するための検定において,霜降りの度合い(脂肪交雑)は国内歴代最高,ロースの大きさ(ロース芯面積)は県内歴代1位の好成績を収め,去る5月7日,宮城県の和牛改良について協議する委員会において,基幹種雄牛として選抜されました。同委員会では,「茂福久」のほか,「皐月彰(さつきしょう)」「平勝美(ひらかつみ)」の計3頭が選抜されました。
  • 宮城県の和牛の肉質等級は,最高ランクである5等級の割合が全国でもトップクラスであり,「仙台牛」の高いレベルでの肉質維持と第12回全共鹿児島大会へ向けた機運醸成に大きく貢献することが期待されます。

(参考)過去最高は,長崎県の「勝乃幸」BMS No.10.3(※),ロース芯面積69cm2,5等級率92%

※去勢のみのデータであり,雌を入れた場合9.9

2.検定成績

  検定頭数

枝肉重量(1)

(kg)

ロース芯面積(2)

(cm2)

バラの厚さ(3)

(cm)

脂肪交雑(4)

(BMS No)

A4,5率(5)

(%)

「茂福久」号 17 493 83 9.2 10.9 100
「茂洋」号 19 445 64 7.7 7.4 79
全国平均(6)   458 57 7.7 6.1  

1)重い方が良い。 2)ロースとなる部位で,最重要視される。大きい方が良い。 3)厚い方が良い。 4)さしや霜降りとも呼ばれる。1から12までの12段階で評価され,高い方が良い。

5)上物といわれる割合。高い方が良い。 6)平成29年度までの広域後代検定(全国の種雄牛 720頭)の成績

3.「茂福久」号プロフィール

  • 生年月日 平成24年12月25日
  • 父牛 茂洋
  • 母牛 ひさこ
  • 母の父 安福久
  • 生産地 栗原市金成
  • 生産者 岩渕 のり子氏

4.近年選抜された基幹種雄牛(宮城県畜産試験場繋養種雄牛)

平成25年:「好平茂」,「仁美桜」,平成26年:「勝洋」,平成27年:「花茂桜」,

平成28年:「茂洋美」,「洋勝忠」,平成29年:「洋糸波」,「勝忠久」,「勝福桜」

写真「茂福久」号

「茂福久」号

お問い合わせ先

畜産課生産振興班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

電話番号:022-211-2853

ファックス番号:022-211-2859

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