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(単位:羽 ()は昨年同時期比)
調査年月日 | ガン類 | ハクチョウ類 | カモ類 | 計 |
---|---|---|---|---|
平成14年11月7日(確定値) 平成14年11月8日(確定値) |
57,373羽 (91.1%) |
4,049羽 (113.9%) |
28,591羽 (89.1%) |
90,013羽 (91.5%) |
平成15年1月15日(確定値) | 92,539羽 (174.5%) |
10,331羽 (113.6%) |
47,089羽 (104.5%) |
149,959羽 (139.9%) |
平成15年3月13日(確定値) | 3,746羽 (737.4%) |
4,200羽 (280.2%) |
33,031羽 (158.2%) |
40,977羽 (179.0%) |
各調査地点での確認種や羽数は「環境省インターネット自然研究所(湿地におけるガン・カモ類調査)」(外部サイトへリンク)の左欄「多重検索」より調査月日,県名(宮城県)を指定して御覧下さい。
ガン類の調査地点中伊豆沼・内沼、蕪栗沼は悪天候(靄)のため、11月8日に調査を実施しました。
羽数は例年並みですが、蕪栗沼で県のレッドデータブック絶滅危惧1類に記載されている、シジュウカラガンが1羽確認されました。
ハクチョウ類は11月調査としては過去最高の羽数となりました。
ハクチョウ類は本県を通過して更に南下するコハクチョウが多く観察されたことから、移動途中のコハクチョウが例年よりも多く観察されたものと思われます。
ガン類は調査開始以来過去最高の飛来数になりました。
これは,東北地方のもう一つの飛来地である秋田県八郎潟周辺の生息環境が,悪天候により悪化(ねぐらの結氷,餌場の積雪等)しているためと考えられます。
気仙沼市・本吉町お伊勢浜,仙台市蒲生ではコクガンが計28羽確認されました。
ハクチョウ類・カモ類の飛来数は昨年よりも増加しておりますが,ほぼ例年並みと考えられます。
ハクチョウ類では鹿島台町鳴瀬川にアメリカコハクチョウが1羽,カモ類では古川市化女沼にトモエガモ(国レッドリスト2類)が1羽,仙台湾(蒲生沖)にビロウドキンクロ2羽,アメリカヒドリ2羽が確認されました。
ガン類は3月調査としては調査開始以来過去3番目の飛来数になりました。
これは,3月に入り寒さがぶり返したため本県に留まる個体が多くなったためと考えられます。
気仙沼市・本吉町お伊勢浜,仙台市蒲生ではコクガンが計53羽確認されました。
ハクチョウ類・カモ類の飛来数も昨年よりも増加しておりますが,これも,ガン類と同様,3月に入ってから寒さがぶり返したためと考えられます。
カモ類では鳴瀬川河口にビロウドキンクロ1羽,仙台市蒲生干潟でアメリカコガモ1羽が確認されました。
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