令和5年度「いきいき男女・にこにこ子育て応援企業」表彰企業
宮城県では、女性も男性も働きやすく、子育てしやすい職場づくりを進める企業を応援するため、特に優れた取組をしている企業を表彰しています。
令和5年度の表彰企業は以下のとおりです。
1 対象
「女性のチカラを活かす企業認証制度」において、令和5年8月1日時点で認証が有効となっている企業。
2 令和5年度知事表彰企業
最優秀賞
東北電力株式会社(仙台市/電気事業)
- 男性社員の育児休業取得率が9割を超えていることに加え、女性正社員の平均勤続年数も16.1年と長く、男女共に仕事と家庭を両立しやすい環境づくりに社を挙げて取り組んでいる。
- 女性管理職を対象とした情報交換会の開催や、育児期の女性社員の育成支援に向けたパンフレットを作成・配布するなど、女性のキャリアアップに向けた取組が充実している。
- 企業主導型保育所の利用推進や、育児・介護等の事情に応じたエリア勤務制度、フレックス勤務制度など、一人ひとりの状況に応じた多様な働き方を可能としている。
優秀賞
株式会社日立ソリューションズ東日本(仙台市/情報サービス業)
- 時間と場所に縛られずに働ける「タイム&ロケーションフリーワーク制度」、育児や介護を理由に退職した社員の再雇用等を行う「リターン・エントリー制度」など、ワーク・ライフ・バランスに配慮した制度が充実している。
- 育児中の社員同士の情報共有や会社施策への提言を目的とした子育てコミュニティを設置・活動していることに加え、小学校3年生修了前の子を養育する社員を対象に保育料や子ども送迎サービス等を補助する「育児・仕事両立支援金」を設けているなど、心理面と経済面の両面から育児をする社員への支援を行っている。
アスカカンパニー株式会社(兵庫県/製造業)
- 女性の育児休業取得率及び育児休業からの正社員復帰率がいずれも100%であり、女性管理職の割合も3割を超えているなど、女性が活躍できる環境が整っている。女性社員がロールモデルとして講師を務めるキャリア研修の実施や、プロジェクトリーダーに若手女性を積極登用するなど、人材育成にも積極的に取り組んでいる。
- 子どもの送迎時間や学校の長期休業時期に合わせて就業時間を細かく調整できるなど、個々の従業員の状況に応じた柔軟な勤務体制を実現している。
株式会社ササキ(山梨県/製造業)
- 社員が地元スーパーで注文した商品が自社工場へ配達されるシステム「ササキde宅配」を導入し、退勤後に買い物に行く時間を削減するとともに家族と過ごす時間を確保できるようにするなど、仕事と生活の調和に向けた取組を推進している。
- 不妊治療を受ける社員のための特別有給休暇や育児休業に連続する最高5営業日の間取得できる「慣らし保育休暇」の創設、18歳未満の子どもを対象とした家族手当の支給など、出産・育児と仕事の両立を支援するための様々な工夫を行っている。