令和4年度「いきいき男女・にこにこ子育て応援企業」表彰企業
宮城県では、女性も男性も働きやすく、子育てしやすい職場づくりを進める企業を応援するため、特に優れた取組をしている企業を表彰しています。
令和4年度の表彰企業は以下のとおりです。
1 対象
「女性のチカラを活かす企業認証制度」において、令和4年8月1日時点で認証が有効となっている企業。
2 令和4年度知事表彰企業
最優秀賞
株式会社大林組(東京都/総合建設業)
- 出生時育児休業(産後パパ育休)を改正育児・介護休業法の施行に先駆けて令和4年4月に導入するなど、子育てに係る支援制度が充実している。
- 全階層を対象としたアンコンシャスバイアス研修や、管理職向けのダイバーシティマネジメント研修、管理職未満の女性職員を対象とした女性リーダー育成研修などを通じ、女性活躍推進のための意識啓発に取り組んでいる。
- 育児や介護のために利用できる休暇制度や柔軟に選択できる短時間勤務制度を設けるとともに、育児・介護eラーニングの実施やリーフレットを通じた制度利用の周知を行い、育児休業中の従業員へオンライン座談会を通じ職場復帰を支援するなど,働きやすい環境づくりに努めている。
優秀賞
株式会社トインクス(仙台市/情報通信業)
- 女性の育児休業取得率及び復帰率がともに100%であり、出産や育児を経ても途中退職せずに就業継続する企業風土が醸成されている。
- 「育児・介護の座談会」開催のほか、子の看護や介護に利用可能な積立休暇(最大50日)、育休延長(3歳まで)、時短勤務(小学校2年生始期まで)など、仕事と育児・介護の両立を支援する仕組みが整っている。
- 社外の女性リーダー養成プログラムやセミナーに継続して社員を派遣するなど、女性のキャリアアップへの後押しを積極的に行っている。
大和リース株式会社(大阪府/建設・工事業)
- 毎年4月に経営層・事業所長が「イクボス宣言」を行っている(仙台支社では支社長が宣言)など、全社を挙げて従業員の活躍推進、ワークライフバランスの推進に取り組んでいる。
- 「女性営業職ミーティング」や女性工事職による現場環境整備のためのプロジェクト「DLあかつき小町」といった取り組みを通じ、男女ともに活躍できる職場作りを積極的に進めている。
- 育児をする従業員を対象とした休暇制度や奨励金が複数あり、男性の休暇取得実績もあるなど、育児と仕事の両立支援体制が充実している。
株式会社太田組(登米市/建設・工事業)
- 管理職における女性の割合が、従業員全体に対する女性従業員の割合である約2割を超える約3割であり、女性管理職の登用が進んでいる。
- 女性による安全パトロール「レディースアイOTA」を実施し、各現場の整理整頓の状況やトイレが男女別になっているかの確認等、女性の視点を生かした職場環境改善に取り組んでいる。
- 就業規則に「子育て応援としての取組」の条項を設け、休暇の柔軟な取得等,育児や介護と仕事の両立を支援する環境を整備している。