令和2年度「いきいき男女・にこにこ子育て応援企業」表彰企業
宮城県では,女性も男性も働きやすく,子育てしやすい職場づくりを進める企業を応援するため,特に優れた取組をしている企業を表彰しています。
令和2年度の表彰企業は以下のとおりです。
1 対象
「女性のチカラを活かす企業認証制度」において,令和2年8月1日時点で,認証が有効となっている企業。
2 令和2年度知事表彰企業
最優秀賞
株式会社七十七銀行(仙台市/普通銀行業)
- 性別,年齢等に関わらず,多様な人材が活躍できる環境の整備等を推進するため,平成28年度より専門部署である「ダイバーシティ推進室」を設置し,様々な取組を実施している。
- 女性活躍推進や育児・介護との両立支援に関する独自の取組として,女性社外取締役を交えたセミナーの開催や,企業主導型保育事業者との保育園利用提携等の取組を通してワーク・ライフ・バランスの実現に向けて取り組んでいる。
- 育児や介護のための休暇制度のほか,育児や介護等のライフイベントに関するセミナーや育児休業者等向け座談会の開催,再雇用制度等,多様な取組を通じて,仕事と育児・介護の両立支援に積極的に取り組んでおり,育児休業取得率は,男女ともに10割となっている。
優秀賞
第一生命保険株式会社(東京都/生命保険業)
- 女性活躍推進に関する取組として,アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)研修や様々な研修・セミナーの開催のほか,女性の管理職育成に向けた「次世代女性リーダー塾」や転居を伴う異動がない地域限定社員を地方創生に取り組む中核人材に育てる「次世代コミュニティリーダー塾」等,長期的な視点も取り入れた取組を実施している。
- 積立公休制度(有効期間を経過した公休の残日数を他の休業・休暇に利用できる制度)やフレックスタイム制の導入,子どもの学校行事等に利用できるQOL向上休暇等,子育てや介護のための休暇・勤務制度の充実に取り組んでいる。
株式会社セレクティー個別教室のアップル(仙台市/教育・学習支援業)
- 育児や介護等との両立支援として,様々な取組を実施しており,家族の転勤等により県外へ引っ越した場合でもテレワークで仕事を続けることができる制度や,希望に応じて正社員であっても短時間勤務ができる体制を整えている。
- 管理職における女性の割合が,従業員全体に対する女性従業員の割合である約3割を超える約4割であり,女性管理職の登用が進んでいる。
- 年次有給休暇とは別に,年2日間の「家族記念日休暇」を設け,社員の仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)を図っている。
株式会社ケー・アンド・アイ(柴田町/携帯電話販売代理店業・保険代理店業・ペットサロン運営業)
- 女性を管理職へ積極的に登用し,管理職に占める女性の割合が7割を超えている。
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い,学校や保育所等が休校・休園となった際には,子どもの職場への同伴出勤を認める体制を早急に整えた。
- 従業員が現状の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるようにという考えのもと,育児・介護が必要な従業員の意向に可能な限り沿えるよう人員配置等を整える体制や,結婚や出産,介護等のライフスタイルの変化による各従業員の状況を鑑み,働きやすい部門への転籍受付の制度等を設ける等,多様な取組を進めている。
※令和3年2月1日時点の情報です。詳細は各企業にお問い合わせください。