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気仙沼市唐桑町中井地内で計画していた船尻農地海岸復旧工事について、いよいよ工事が始まりました。
断崖下かつ狭隘の現場地形
農地海岸船尻地区は、三陸海岸特有の急傾斜の断崖下に位置しており、現地に下る道路がなく、また、波浪時には、さらに危険性が増してしまうため、ケーブルクレーン(索道)による施工を行います。
ケーブルクレーンは、空中に架け渡したワイヤーロープに搬器を懸垂して荷物を運搬する施設です。山の麓から山頂や中腹にワイヤーロープを渡し、道路等を建設しなくても狭隘かつ急峻な場所で安全・迅速、かつ効率的に資材運搬を行えます。同工法については、当地区の現場条件や経済性を考慮した結果、採用されました。
本工事では、防潮堤の嵩上げを行っており、施工計画128mのうち31m分が既に完了しています。現在の工事進捗率は、約26.0%です(※平成29年4月末現在)。今後も、鋭意工事を進めてまいります。
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