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宮城県議会議長 石川 光次郎
明けましておめでとうございます。新しい年を迎えるに当たり、県民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申しあげます。
昨年は、およそ30年続きました平成が幕を閉じ、令和という元号の下、新たな時代がスタートいたしました。また、県政運営では、災害公営住宅の整備が全て完了するとともに、三陸縦貫自動車道やみやぎ県北高速幹線道路の一部区間が相次いで開通したほか、気仙沼大島大橋の完成や仙台空港の就航路線拡大など「創造的な復興」に向けた取り組みが実を結んだ1年でした。
県政において今年は、「宮城県震災復興計画」の総仕上げとなる「発展期」の最終年度を迎え、心のケアや地域コミュニティづくりへの支援、産業・生業の再生などの課題に、地域の実情を踏まえ、きめ細やかに対応しながら新しい宮城を形づくる極めて重要な年となります。全ての被災者が復興を実感できるよう復興の総仕上げに向けた取り組みを最優先に進めるとともに、県勢のさらなる発展に向け、しっかりと準備を整えられるよう県議会が一丸となって取り組んでまいりたいと思います。
さらには、人口減少や少子高齢化、児童虐待の防止やいじめ・不登校対策など、さまざまな課題に喫緊に対応すべく、県議会の果たす役割はますます大きくなっていくものと考えております。県議会として、県民の皆さまからのご意見を丁寧に伺い、行政側と活発な議論を進めてまいりますので、引き続き皆さまのご理解とご協力をお願い申しあげます。
今年は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されるほか、「第40回全国豊かな海づくり大会」が宮城県で開催されます。本県が、新たな時代とともにさらなる飛躍を遂げ、また、この1年が皆さまにとりまして良い年となりますようご祈念申しあげ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
石川 光次郎(いしかわ みつじろう)
宮城県仙台市出身。東北学院大学卒業、2005(平成17)年から宮城県議会議員、現在5期目。2019(令和元)年11月から第44代宮城県議会議長。
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