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平成27年3月に着工した雄勝港波板地区浪板防潮堤災害復旧工事が,平成28年2月に完成しました。これを地域の方々と祝うとともに地域づくりへの思いを共有するため,平成28年2月19日(金曜日)に石巻市と合同で完成式を開催しました。
浪板防潮堤は東日本大震災により被災した雄勝港の防潮堤としては,最初に完成するものです。また,浪板防潮堤の前面の砂浜は海水浴スポットとなっていることから,地域住民,地域づくり支援団体「ナミイタ・ラボ」の意見を取り入れ,防潮堤の階段部分や展望スペースには,地域住民自ら加工した玄昌石を使った波板地区らしい意匠が施されており,地域の方々と一緒に作り上げた防潮堤となっています。
当日は好天にも恵まれ,地域の関係者を中心におよそ40人の方々が参加されました。マスコミ関係者も多数お見えになりました。
開会に当たり,主催者側から当事務所長並びに石巻市長より挨拶を行いました。続いて,波板地区会長並びにナミイタ・ラボ代表の方からご祝辞を頂きました。
工事概要説明,くす玉開披,万歳三唱,記念撮影とつつがなく終了し,閉会を迎えました。
式典終了後は,同地区にある波板地域交流センターにおいて,石巻市より同地区地域づくりについての説明会が行われました。
この場では牡蠣汁やホタテ焼き等が参加者に振る舞われ,地域の方々からの温かいおもてなしに大変感動いたしました。
浪板防潮堤災害復旧工事 設計・施工の考え方(PDF:92KB)
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