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喫煙、飲酒、薬物乱用は、一度依存状態に陥るとそこから抜け出すのは極めて難しく、特に覚せい剤や大麻等については社会復帰にも困難を伴うことから、学校教育において、発達段階を踏まえた薬物乱用防止教育を行うことが一次予防の観点から非常に重要とされています。
そのため、県では薬務課が主体となり、学校、薬剤師、薬物乱用防止地区指導員等の御協力を得て、薬物乱用防止教室への講師の派遣を行っております。薬物乱用防止教室の開催は、小中高等学校生への薬物に対する正しい知識を身に付けさせるために非常に効果的です。各学校の要請にもお答えしておりますので、御活用ください。
なお、派遣依頼は、仙台市内は県薬務課、その他の市町村は所轄の県保健所までお願いします。
薬物乱用防止教室(県薬務課ホームページ)
1.研修趣旨
青少年の薬物乱用の問題については、覚醒剤事犯検挙人員は減少傾向が認められるものの、近年、我が国においては若い世代で大麻事犯検挙人員の増加や市販薬の乱用・依存の問題が拡大しており、今後も青少年を中心とした広報・啓発を通じた国民全体の規範意識の向上による薬物乱用未然防止の推進を図る必要があります。
このことから、各学校が保健体育等による指導に加え、外部の専門家を招いた薬物乱用防止教室開催を推進し、薬物乱用防止教育の充実が図られることを目的として、薬物乱用防止教育に携わる指導者を対象とした研修会を開催します。
2.主催等
主催:宮城県、宮城県教育委員会
協力:東北大学クリニカル・スキルスラボ【SIMSTAR】
3.対象者
小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の教職員、学校医、学校薬剤師、警察職員、保健福祉関係職員、環境生活関係職員、薬物乱用防止指導員、その他薬物乱用防止教室開催に関わる者
4.日程等
〇参集研修:令和6年7月5日(金曜日)
〇オンデマンド研修:令和6年7月19日(金曜日)から7月31日(水曜日)まで
5.研修概要
〇事業説明:「宮城県の薬物乱用防止対策事業について」
宮城県保健福祉部薬務課監視麻薬班技術主査 渡部 剛 氏
〇話題提供:「学校薬剤師による薬物乱用防止教室の実際」
一般社団法人宮城県薬剤師会常任理事 土佐 貴弘 氏
〇講義:「薬物乱用防止教室マニュアルの改訂を踏まえた薬物乱用防止教育の推進について」
横浜薬科大学レギュラトリーサイエンス研究室教授 小出 彰宏 氏
薬物乱用防止新5カ年戦略(外部サイトへリンク)※厚生労働省ホームページ
本県の薬物乱用対策について※宮城県薬務課ホームページ
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