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化学物質による環境リスクの低減には,地域コミュニティを構成するすべての関係者(地域住民,事業者,行政等)が対話を通じてリスクに関する情報を信頼関係の中で共有することでリスクを低減していく「リスクコミュニケーション」の取組が有効です。
そこで,宮城県では,県内事業者(環境担当者等)を対象に,化学物質に係るリスクコミュニケーションの基礎的事項,必要性及び取組方法等についての理解を深めていただくことを目的として「事業者のためのリスクコミュニケーションセミナー」を開催しました。
平成22年6月30日(水曜日) 午後1時30分から午後4時
37名
宮城県行政庁舎 2階 第二入札室(仙台市青葉区本町三丁目8番1号)
【概要】
寺沢氏は環境省事業で登録されている「化学物質アドバイザー」です。
化学物質の管理と法規制,ハザードとリスク,環境リスク,環境リスクの計算例,PRTR制度,リスクコミュニケーション,化学物質アドバイザー制度等について分かりやすく説明されました。
【概要】
寺沢氏が化学物質アドバイザーとして経験された事例等を挙げ,成功点や課題のポイント等を解説しました。また,リスクコミュニケーションの企画における留意点,基本的ルール,ありがちな思い込みについても説明されました。
【概要】
平成21年度に宮城県リスクコミュニケーションモデル事業を活用し,仙台工場として初めて開催したリスクコミュニケーションについて,取組の経緯,準備,苦労した点,有用だった点,今後の取組等について紹介されました。
【概要】
仙台テクノロジーセンターにおける環境重点施策(化学物質管理,VOC関係等),社内及び社外におけるリスクコミュニケーションの取組内容,地域懇談会の実際,これまでの課題と対応状況等について紹介されました。
開催当日にアンケート調査を実施し,参加した37名から,30件の回答をいただきました。
回答を集計した結果,各プログラムの理解度,セミナー全体の満足度とも概ね理解(または満足)されており,セミナーの内容の今後の活用については「今後の取組内容の参考にする」「取組の必要性について検討する」といった回答が数多くみられ,全体的に好評をいただきました。
集計結果の詳細はアンケート(PDF:149KB)
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