水田経営学部
令和6年度の水田経営学部のようす
学部の性格・目標
水田経営学部は,実践的な学習を通じて栽培技術や経営管理能力を習得し,農業の専門的知識を活かした意欲的な水田農業の担い手及び社会に貢献する人材の育成を目指しています
このために,水稲ばかりではなく,水田を活用した麦類及び大豆などの畑作物,さらには野菜の実践的知識・技術の習得と経営管理能力を養成します
学習内容
新しい時代の農業経営者を目指した特色ある授業があります
- 環境に優しい農業のために
「水稲病害虫」「環境保全型農業」「畑作物・園芸病害虫」等
- 消費者に喜ばれる美味しい米を提供するために
「稲作診断1」「稲作診断2」「作物育種」等
- 畑作及び野菜を組み合わせた複合経営の確立のために
「水田利用作物栽培」「園芸栽培」「施設園芸」等
- 低コスト米の生産と経営改善のために
「水稲栽培」「水田農業経営1」「水田農業経営2」等
- 生産物の有利な販売を目指して
「専攻実習1」「専攻実習2」等
キャリア形成プログラム(卒業論文)
自分が興味を持ち,将来の営農設計に活かせる,特色ある課題を選択できます。実施にあたっては,自分なりの考え方や方法手段を最大限活かすことができます。令和4年度の課題は以下のとおりです
- 湛水直播栽培における新資材の導入による省力・低コスト性の比較
- 省力ネギ栽培における品質向上について
- 密苗と疎植栽培の組み合わせによる生育・省力性の比較
- 水稲栽培における流し込み肥料による収量・生育の違い
- ミニトマト栽培における乾燥ストレスによる糖度変化
- 疎植栽培への適応性の品種間の差異について
座学(教室での授業)以外にも,多種多様な学習ができます
- 県内各地域で活躍している卒業生の経営訪問を行います
- 県内外で実施されている先進農業の現地見学を行います
- 全国的なブランド米を育成した古川農業試験場の指導による実習ができます
- 50馬力クラスのトラクターや4条刈りコンバイン等の大型機械を使用した実習を行います