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平成22年に両州県知事により協力協定書が締結され,これに基づいた交流を続けています。平成26年度は下記の通りの交流事業が実施されています。
ニジェゴロド州セミョーノフ市では毎年6月に全ロシア工芸品フェアが開催され,マトリョーシカやホフロマ塗り等,ロシアの伝統工芸品が展示,販売されたり,現地の大きなマトリョーシカ工場が一般開放されたりしています。
昨年、一昨年と現地の工芸関係者と交流した本県の工芸家の方々が,ご自分の作品を現地に送り,現地の方々に宮城県の伝統工芸品をご覧頂きました。
今回の展示には主催のセミョーノフ市,ニジェゴロド州伝統工芸品振興基金,ニジニー・ノブゴロド日本センター,モスクワ日本センター等多くの方々にご協力頂きました。
ロシア語の解説と共に展示されるこけし
地元ニュース番組による取材
今年で第3回となるニジェゴロド州の「国際ビジネスサミット」(9月10~12日開催)に合わせて,本県経済商工観光部の宮原光穂理事を団長とする訪問団を派遣いたしました。ニジェゴロド州政府の計らいで、本県のPRを目的としたプレゼンテーションの機会とブースの設置スペースをご提供いただきました。復興の取り組みや観光PR等を来場者と現地マスコミに対して行い,震災の際のロシアからのご支援にお礼を述べると共に風評払拭に努めました。
また滞在中,同州シャンツェフ知事はビジネスサミットのお忙しい中,面談のお時間を割いてくださいました。知事からは「今後も宮城県との協力関係を強化していきたい。」との言葉をいただきました。
宮城県ブースの前で州政府の方々と
ビジネスサミット会場のヤルマルカ
シャンツェフ知事への面談
商工会議所とのミーティング
本県によるプレゼンテーション
現地マスコミによるインタビュー
訪問団に1週間先立ち,職員を派遣し,現在のニジェゴロド州の取り組み等について説明を受けました。観光客の誘致には力を入れているとのことで同州が売りにしている観光地や現地の伝統工芸であるホフロマ塗り,マトリョーシカの工場等を視察させていただきました。
ニジェゴロド州には歴史的な建造物が数多く残っており,たいへんきれいな町並みでした。また,伝統工芸品の作業風景そのものを観光の素材とした施設を作り,州内外から観光客を呼び込む取り組みもされていました。
ちなみにロシアで有名なボルシチやニシンの塩漬け等,現地の料理は日本人の口に合うものが多く,非常においしいものでした。
大河を臨む州都ニジニー・ノヴゴロド
市民の憩いの場にもなっているクレムリン
目抜き通りであるボリショヤ・パクロフスカヤ通り
目抜き通りに建つ連邦中央銀行
ロシア全土から巡礼者が訪れるマカリエフ寺院
美しい木彫りの窓枠が目を引く現地の家屋
絵付け体験もできるマトリョーシカ工場
本場のロシア料理。左からカーシャ(蕎麦の実のお粥)、ボルシチとサワークリーム。
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