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ロシア連邦ニジェゴロド州の概要について

ニジェゴロド州の概要

ロシア連邦ニジェゴロド州地図

ニジェゴロド州は,沿ヴォルガ連邦管区に属し,モスクワから東に約400キロ,シベリア鉄道が通り,モスクワと東部を結ぶ陸上交通の要衝であり,ヨーロッパ・ロシアの東の入口です。州の中央をヴォルガ川が通り,その支流のオカ川,クリャスマ川も含めた河川交通が重要になっています。州都はニジニ・ノヴゴロドで,州の中央,ヴォルガ川とオカ川の合流地点にある商工業都市です。モスクワ,サンクトペテルブルク,ノヴォシビルスク,エカテリンブルグに次ぐロシア第5の都市であり,沿ヴォルガ連邦管区の本部所在地になっています。人口は128万人ほど,近郊も入れた大都市圏全体の人口は約200万人です。ソビエト連邦時代はこの地で生まれた文学者マクシム・ゴーリキーにちなみ,ゴーリキーと呼ばれていました。

面積

約76,900k平方メートル(宮城県の約10.5倍)

人口

約329万人(2013年現在)(宮城県の約1.4倍)

産業

工業生産高は国内第7-8位で,主要産業は機械製造,鉄鋼,化学・石油加工品,食品,林業,製紙等。ゴーリキー自動車工場(GAZ)を抱え,国産商用自動車の大部分(バス-65%,トラック-62%)を生産している。硬質ガラス生産の国内シェアは97%。科学技術研究も発達し,軍産複合体,航空機製造,船舶製造の産業活動が活発です。

観光

ニジェゴロド州は,自然に恵まれ,歴史,芸術的遺産もあり,伝統工芸の盛んなところです。州都でもあるニジニ・ノヴゴロドは,数多くの歴史的,建造物的,文化的象徴となるモニュメントが依然として残っております。また,文学者マクシム・ゴーリキーが生まれた町であり,その生家は今でも残っています。そのほかにも,伝説上の理想の町キーテジが水底に沈んでいると言われるスヴェトロヤール湖,ロシア正教会の神聖な場所であるディヴェーヴォ,マトリョーシカ人形の発祥地と言われるセミョーノフなどが有名です。

ニジェゴロド州の風景1 空から見た街並みニジェゴロド州の風景2 森の中にある大きな湖ニジェゴロド州の風景3 お城のような建物

 

お問い合わせ先

国際政策課交流推進第一班

仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2276

ファックス番号:022-268-4639

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