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現在、宮城県では、県内のダムを活用した「みやぎ・ダムツーリズム」を推進しており、「ダム」の新しい発見につながるよう、各ダムの役割や魅力について発信するとともに、地域振興につながる利活用にも取り組んでおります。
この取り組みのひとつとして、昨年5月24日に、仙台地方ダム総合事務所で管理をしている宮床ダムにおいて、地元の大和町と「宮床ダムの利活用に関する覚書」を締結し、同日からダムの監査廊(点検のためにもうけられている内部通路)を利用した日本酒・ワインの貯蔵試験を開始し、このたび、貯蔵から一年が経過したことから7月4日に初蔵出しが行われました。
当日は、午後から各酒造会社が宮床ダムからの初蔵出しを行い、夜には大和町観光物産協会主催(事務局:大和町)の「宮床ダム貯蔵酒初蔵出し・お披露目式(試飲会)」が行われ、大和町 浅野町長をはじめとする地元関係者のほか、県からは伊藤副知事らが参加し、各貯蔵酒と地元食材(トマト、サーモン、イワナなど)を使った相性の良い料理との組み合わせを楽しむなど、盛況のうちに開催されました。
今回の初蔵出しは、貯蔵開始後一年目の熟成度合いを確認する目的で行われたもので、貯蔵試験は継続して行われる予定です。県としては、ダムの新たな役割により町の物産PRや地域の更なる発展に役立つことを期待しております。
インフラツーリズムとは…?
ダム、橋、港、歴史的な施設等の公共施設(インフラストラクチャー)を観光する取り組みであり、近年、国や自治体などがさまざまな取り組みを行っています。
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