ここから本文です。
本県において生物多様性の保全を図るためには,本県の自然環境を象徴する貴重な存在である野生動植物の現状を的確に把握し,緊急に保護することが必要な野生動植物種を明らかにし,広く周知する必要があります。レッドリストは,そのような野生動植物を絶滅のおそれのある程度(カテゴリー)に応じてランク付けしリスト化したものであり,レッドデータブックは,レッドリストに選定された種の生息・生育状況などを記載した解説集です。
宮城県では,平成13年に「宮城県の希少な野生動植物種-宮城県レッドデータブック-」を発行しました。その後,平成19年からレッドデータブックの改訂に向けて,全県レベルの調査とデータの集積を開始し,平成25年に「宮城県の希少な野生動植物-宮城県レッドリスト2013年版」を公表しました。さらに今回,東日本大震災後の状況を一部反映させた「宮城県の絶滅のおそれのある野生動植物-RED DATA BOOK MIYAGI 2016-」(以下「宮城県レッドデータブック2016」という。)の発行に至りました。
宮城県レッドデータブック2016では,植物は,(1)植物(維管束植物・蘚苔類),(2)植物群落の2分類群,動物は,(3)哺乳類,(4)鳥類,(5)両生類,(6)爬虫類,(7)汽水・淡水魚類,(8)昆虫類,(9)海岸地域の無脊椎動物類,(10)淡水産貝類の8分類群の計10分類群と県内の重要な干潟について作成しています。
宮城県レッドデータブック2016の掲載種のリスト,いわゆる「宮城県レッドリスト2016」及び宮城県レッドデータブック2016の概要は以下のとおりです。
なお,宮城県レッドデータブック2016は,宮城県庁地下1階の県政情報センターで購入可能です。
また,宮城県レッドデータブック2016の掲載種のうち136種を選定し,A5判にまとめ,より平易な表現で解説を加えたものを「普及版」として作成しました。こちらも同様に県政情報センターで購入可能です。
宮城県レッドリスト2016(PDF:401KB),宮城県レッドリスト2016(エクセル:46KB)
宮城県レッドデータブック2016正誤表(PDF:212KB)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す