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この交流会は、交流が活発化している宮城・山形両県において、様々な分野で頑張っている女性の皆さんを対象に県境や業種を越えた人脈づくり、ネットワークづくりを応援するために開催するもので、今年で4回目となります。交流会には、宮城・山形両県の様々な分野で活躍している女性約140人が集まり、昼食交流や分科会交流などを通じて、参加者同士による活発な意見交換を行いました。
演題 「グローバル化の中で求められる人財~今後の女性のキャリア形成~」
講師 日本コーン・フェリー・インターナショナル代表取締役会長 橘フクシマ咲江 氏
フクシマ会長は、このグローバル化の時代では、人種や性別に関係なく優秀な人財(人材)が登用される社会になっていることをお話され、女性のキャリア形成のためには、まずポストを任せてみる事や、目の前の作業が何の目的のための仕事なのか上司の目線で考えながら毎日の仕事をしていく大切さについて語りました。
宮城県産の食材や郷土料理をPRするとともに、両県内の農業者や加工業者等の方々から食材や試食をご提供いただき、食産業の分野で活躍している方々のお話を聞きながら、参加者同士で意見交換をしました。
参加者が7つの分科会に分かれ、自分の熱意や失敗・成功の体験談、抱えている課題などを共有して、そこから新しい考え方や視点などを学び合いました。
(1)「これだ!」を見つけ、形にする方法
(2)「生きがい」から経営に
(3)ヒット商品づくりのツボ
(4)職場で生き抜く&息ぬく方法
(5)社会参加で活き活き地域づくり
(6)多文化共生でエンパワーメント
(7)私のキャリアデザイン
ファシリテーターの心構えを学び、参加者それぞれから日々の活動で工夫していることや悩みを出し合って、その関係性を見い出したり、解決策を一緒に考え、発表し合いました。
参加者に対する応援として、仙台市長及び宮城県商工会議所連合会会長、山形県知事、宮城県知事からそれぞれメッセージを贈りました。(発表順)
「宮城と山形は背中を奥羽山脈で接している大変密接な地域です。
各地域に、両県を良くしていこうと思っている女性がいらして、4年間の交流が続いてきました。
人と人との御縁、出会いの広がりは本当に素晴らしいものです。実り多い会となりますことを心から願っています。」
「宮城と山形では人の交流が年々活発化し、経済や文化、観光等においても重要なパートナーです。
そうした中で、この会が両県で毎年交互に開催されていることは大変意義深いことです。
両県の発展には皆様方の御活躍が大変重要な役割を担っており、経済界としても県境を越えた連携を支援していきます。」
「私は、地域を元気にするためには、我々女性の知恵や感性、力を色々な場面で積極的に活かしていくことが必要だとより強く感じています。
皆様のように、意欲あふれる元気な女性が、業種や地域を超えて、知り合い、そしてネットワークの輪がさらに広がっていくことは、とても大切なことであり、今後の大きな財産となっていくものと思います。一緒に両県地域を盛り上げていきましょう。」
「地域の活性化には女性の皆さんのお力添えが必要です。本日お集まりの皆さんは、すでにそれぞれの地域でその中核となってご活躍されている方や、今後幅広く活動していこうという方々で、チャレンジ精神溢れる皆さんです。そのような皆さんが県境を越えて、地域を超えて交流を深められることは、両県の発展のために必要なことだと確信しています。
本日の交流会を一つのきっかけとして、さらに交流を深めていただくとともに、宮城県、山形県の発展のためにご尽力を賜りますようお願い申し上げます。」
みやぎ・やまがた女性交流機構
宮城・山形未来創造会議
(「宮城・山形未来創造会議」は、「宮城・山形の連携に関する基本構想(みらい創造!MYハーモニープラン)」を官民協働で推進するために、宮城県及び山形県、仙台市、山形市、宮城県商工会議所連合会、山形県商工会議所連合会、社団法人東北経済連合会により、平成19年11月12日に組織されたものです。)
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