トップページ > 組織から探す > 企画部 > 産業デジタル推進課 > Miyagi Pitch Contest 2025開催記念対談(加藤氏&韓氏)

掲載日:2024年10月1日

ここから本文です。

Miyagi Pitch Contest 2025開催記念対談(加藤氏&韓氏)

宮城県では、人口減少等の様々な社会課題の解決に向けて、アントレプレナーシップが旺盛な人々を惹きつけるチャンス溢れる地域社会を形成するため、令和7年2月10日(月曜日)に、Miyagi Pitch Contest 2025を開催する。開催決定を記念し、前回入賞者のクラフトバンク株式会社代表取締役の韓英志氏と、同社と協業するに至った七十七デジタルソリューションズ株式会社(仙台市)代表取締役社長の加藤雅英氏が、両者が入居するenspace(仙台市内のシェアオフィス・コワーキングスペース)にてこれからの事業展望について思いを熱く語り合った。

CB77DSカウンター
七十七デジタルソリューションズ(株) 代表取締役社長 加藤氏(左)とクラフトバンク(株)代表取締役 韓氏(右) 

77DS加藤社長

加藤氏

 クラフトバンクさんは、Miyagi Pitch Contest 2024に登壇し入賞されましたが、その2か月前に七十七銀行が岩手銀行さんと共催するX-Tech Innovation 2023東北大会では最優秀賞を受賞されました。東京のスタートアップが宮城で開催される大会に出場した意図はどの辺にあったのですか。

CB韓さん

韓氏

 我々の会社は2021年4月に東京で設立しました。ピッチで紹介したサービス「クラフトバンクオフィス」は、中小の専門工事会社における事務作業を効率化する経営管理システムです。地域インフラを守る土木・建築の工事会社様のお役に立ちたいという思いを持って開発しました。
 顧客となる工事会社様は日本全国にいらっしゃいますが、その中でも宮城県は東日本大震災による復興特需がピークを過ぎたことから経営環境が激変し、生産性改善の重要性が高まってきています。この観点から、我々のサービスが特に貢献できる地域であると考えていました。

77DS加藤社長

加藤氏

 弊社は開業して1年を経過しました。建設業界からも多くのご相談を頂いております。
 貴社のサービスは地域の建設DX推進にマッチする優れたソリューションで、X-Techでのご縁もあり、弊社の地域企業へのデジタル化支援事業にて連携していただくこととなりました。

CB韓さん

韓氏

 渡りに船で、とてもありがたいお話でした。
 我々としては磨き上げてきたDX支援を少しでも多くの方々にお届けしたいのですが、中小の工事会社様と独立独歩で顧客接点をつくり、そして信頼関係構築にまで結びつけるには限界があります。そこで我々は、各地の地銀さんや商工会議所さんなどと連携し、事業活動を展開しています。
 貴社との連携に大きな可能性を感じており、地域貢献をご一緒できれば、という思いです。

77DS加藤社長

加藤氏

 弊社では、地域経済の持続的な発展に向け、地域企業等へのITコンサルティングを展開していますが、デジタルを活用した生産性向上への取り組みの必要性について腹落ちしていただくこと、そして、デジタルに抵抗感がある方々にどう訴求していくかは大きな課題です。
 貴社のサービスでは、ユーザーが使いこなせるようになるまでフルコミットでサポートするという点も魅力的で、この地域に合っていると感じました。

CB韓さん

韓氏

 時代に逆行しているように見えますが、導入の際には現地に赴き、手取り足取りサポートしています。いくらDXといえども、最初にアナログからデジタルに移行する際には人と人のつながりが大事だと感じています。
 弊社は社員数100人程度ですが、全国に30名の地域都市に根差した社員が在籍しております。この点が弊社の大きな特徴であると自負しています。

77DS加藤社長

加藤氏

 実際、多くの引き合いがあります。成約率も高く、弊社としてもニーズの高さを感じています。
 8月にはこのビル(enspace)のユーザーとなり、当地での活動に力を入れていらっしゃいますね。

CB韓さん

韓氏

 東北支社の立ち上げも準備しており、御社とともに地域の工事会社様に寄り添って展開したいと思います。

77DS加藤社長

加藤氏

 地域の皆さまとともに歩むことが弊社の使命です。建設業界は、高齢化、人手不足、働き方改革などたくさんの課題はありますが、その解決支援にともに頑張っていきましょう。
 さて、改めて伺いますが、韓さんにとって、ピッチとはどのような存在ですか。

CB韓さん

韓氏

 短時間での発表ではありますが、我々が創業した思いとビジネスプランを地域都市の方々に知っていただく貴重な機会だと思っています。
 特に我々のような創業3年のスタートアップにとっては、こうした協業にも結び付く、とてもありがたいものです。

77DS加藤社長

加藤氏

 私どもにとっても、貴社と出会う良い機会となりました。地域の経済発展に貢献し続けるためにも、こうした出会いを大切にしていきたいです。

 

CB77DS立ち

 

高野氏、吉澤氏、知事の鼎談はこちら

千葉氏と松本氏の対談はこちら

 

コンテストの詳細はこちら

お問い合わせ先

産業デジタル推進課産業デジタル推進第一班

宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号

電話番号:022-211-2478

ファックス番号:022-211-2729

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は