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病害虫を効果的に抑制するためには,化学合成農薬のみに頼らないIPMの実践が効果的です。そして,IPMを実践する上で重要なことの1つとして,天敵や防虫ネット,薬剤防除など様々な防除技術を組み合わせることがあげられます。
今回作成したいちごIPMマニュアルは,個々の防除技術の導入方法や注意点など最新の知見を掲載しています。これに加え,栽培期間中に発生する様々な病害虫に対して,どのように技術を組み合わせると効果的であるかが一目でわかるIPM体系を掲載していることが大きな特徴です。
また,病害虫防除をより効果的に行うためには,各病害虫の発生パターンなどの特徴を理解し,適切な防除手段を講じる必要があります。このため,宮城県の促成イチゴ栽培で問題となる病害虫の生態とその対策についても掲載しました。
本マニュアルは宮城県農業・園芸総合研究所のホームページに掲載していますので,是非ご活用ください。
<IPMとは?>
Integrated Pest Management(総合的病害虫管理)の頭文字。化学合成農薬だけに頼らず,状況に応じて様々な病害虫防除技術を適切に併用することにより,病害虫を被害許容水準以下に抑える管理手法を指します。
<宮城県いちごIPMマニュアルのダウンロード方法>
以下のリンク先「実証研究の概要・研究成果」のページから「宮城県イチゴIPMマニュアル2019年版.pdf」をクリックしてください。
実証研究の概要・研究成果
宮城県いちごIPMマニュアル2019年版
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