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当支所では、復興基盤総合整備事業(ほ場整備)を気仙沼地区及び南三陸地区内の計10工区で行っており、大区画農地が誕生しています。このうち杉ノ下工区(気仙沼地区)で、今年5月11日から東日本大震災後、初となる「南三陸ねぎ」の作付が始まりました。
営農の担い手は、同地区の被災農家で構成する「シーサイドファーム波路上株式会社」(代表取締役 佐藤 信行氏)の方々です。作付作業では、耕耘機(こううんき)等を設置したトラクターと植栽機を使用します。まずトラクターが耕耘機を牽引することで農地の土中の耕起と畝(うね)立てを行い、その後、植栽機でねぎの苗を次々に畝の谷へ定植していきます。初日は、50アールの畑に約20万本の苗を植えることが出来ました。
「南三陸ねぎ」は、当管内の農業関係者の方々が特産化を目指して栽培してきたねぎの名称で、主に大谷工区(気仙沼地区)や在郷工区(南三陸地区)等の復旧農地で栽培を推進してきました。杉ノ下工区での作付は、今季が初の試みで4ヘクタールを予定しています(※来年以降、拡大する計画です)。
【7月5日追記】
6月30日に撮影した画像です。作付された「南三陸ねぎ」は、順調に育っていました。
現地では、ねぎ畑一帯が若々しい緑色となっており、背景の海とのコントラストを楽しむことが出来ます。
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