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宮城県保健福祉部では,部内職員が日頃の業務や自主研究における成果を発表し,保健医療福祉分野の相互理解を深めることを目的に,平成12年度から「保健福祉部業務研究等報告会」を開催しており,今年度で18回目となりました。
今年度の報告会の内容は,以下のとおりです。
発表群 | 表題 | 発表者(筆頭演者) | |
---|---|---|---|
第1群 |
1-1 |
精神保健福祉センター 技術副参事兼技術次長 水本有紀 |
|
1-2 | 精神保健福祉センター 相談診療班 技師 加塩涼子 | ||
1-3 | 新人保健師のOJTの実践-専門的能力の効果的な獲得に向けて- | 東部保健福祉事務所登米地域事務所 疾病対策班 技術次長(班長) 千葉玉江 | |
1-4 | アクションカードを活用した災害時初動体制の確立に向けた取組-災害対応に強い組織・人材育成を目指して- | 気仙沼保健福祉事務所 疾病対策班 技術主査 奥川玲子 | |
第2群 | 2-1 | 仙台保健福祉事務所黒川支所 食品薬事班 技師 木村俊介 | |
2-2 | リハビリテーション支援センター リハビリテーション支援班 技術主査 會田良子 | ||
2-3 | 北部保健福祉事務所 健康づくり支援班 主任主査 庄子聡子 | ||
第3群 | 3-1 | 仙南保健福祉事務所 疾病対策班 主任主査 和泉かほる | |
3-2 | 北部保健福祉事務所栗原地域事務所 技術次長(総括担当) 松野あやえ | ||
3-3 | 仙台保健福祉事務所 疾病対策班 技術主査 髙橋祥恵 |
平成26年1月に宮城県精神保健福祉センター内に開設した「ひきこもり地域支援センター」におけるひきこもり当事者や家族,支援関係者等に対する支援の実際や課題,今後の支援のあり方等を報告する。
発表者 精神保健福祉センター 技術副参事兼技術次長 水本有紀
平成27年6月に宮城県精神保健福祉センター内に開設した「自死対策推進センター」において,相談者に対して安定した支援や適切な危機介入を行うためのリスクアセスメントツールを作成し活用しているので報告する。
発表者 精神保健福祉センター 相談診療班 技師 加塩涼子
「宮城県保健師育成プログラム」に基づき,東部保健福祉事務所登米地域事務所において,「新人保健師育成計画」を作成し,組織全体で新任期保健師を支援する体制を整備し取り組んだ結果を報告する。
発表者 東部保健福祉事務所登米地域事務所 疾病対策班 技術次長(班長) 千葉玉江
東日本大震災の記憶の風化や職員の世代交代等が進む中で,保健福祉事務所職員の災害対応能力の維持・向上が課題になっており,とりわけ重要な初動時の対応を強化するため,気仙沼保健福祉事務所において,アクションカード(災害時対応マニュアルの内容をだれでも理解できるようにカード形式に置き換えた指示書)を活用した所内研修を企画・実施した結果を報告する。
発表者 気仙沼保健福祉事務所 疾病対策班 技術主査 奥川玲子
昨今,規制緩和が進んでいる医薬品制度について,県民に対して正しい知識を普及するため,インターネット等による情報提供を開始したので報告する。
発表者 仙台保健福祉事務所黒川支所 食品薬事班 技師 木村俊介
摂食嚥下障害を抱えている方の不安軽減や安全安心な食の支援のために,県内すべての病院を対象に,摂食嚥下障害に関する専門的な検査や訓練,手術等の診療情報等を調査し,「摂食嚥下障害に対応可能な病院一覧」を作成したので報告する。
発表者 リハビリテーション支援センター リハビリテーション支援班 技術主査 會田良子
大崎管内の健康課題として,循環器疾患による死亡が多く,成人男性(40歳代)のメタボリック・シンドローム該当者・予備軍の割合が県平均と比較して高い。そのため,30~40歳代男性を中心とした働き盛り世代の食事内容,食行動,歩行数,生活習慣等の課題を明らかにし,地域と職域の連携によりメタボリック・シンドローム対策強化に取り組んだので報告する。
発表者 北部保健福祉事務所 健康づくり支援班 主任主査 庄子聡子
来日して結核を発症した仙南保健福祉事務所(仙南保健所)管内の外国人患者への支援を通して,日本における結核治療のシステムや療養生活等を正しく理解してもらい,円滑な治療を行うための「保健・医療通訳サポーター」の効果的な活用方法を考察したので報告する。
発表者 仙南保健福祉事務所 疾病対策班 主任主査 和泉かほる
平成29年3月に,県内の養鶏場で初めて発生した「高病原性鳥インフルエンザ」について,発生場所を管轄する北部保健福祉事務所栗原地域事務所(栗原保健所)において実施した健康調査活動等を振り返り,平時の準備や発生時の対応等について考察したので報告する。
発表者 北部保健福祉事務所栗原地域事務所 技術次長(総括担当) 松野あやえ
新型インフルエンザの発生に備えて,仙台保健福祉事務所(塩釜保健所)において,職員が迅速に対応できるよう,対応の流れ,組織体制,役割分担等を整理した「塩釜保健所新型インフルエンザ発生対応マニュアル」を策定したので報告する。
発表者 仙台保健福祉事務所 疾病対策班 技術主査 髙橋祥恵
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