計算指導の手引き(活用にあたって)
基礎学力ステップアップ支援事業「計算指導の手引き」作成委員会
活用にあたって
作成目的
小学校算数科の基本的な計算指導において,教員の教科指導力の向上を図り,児童の基礎学力の向上を図るために作成しています。
対象
県内の小学校,特別支援学校教員
概要
(1)「計算指導の手引き」について
- 教科 算数
- 掲載学年 小学校1年生から6年生
- 内容と形式
- 計算の基本的な指導について,学年ごとのに指導事例を掲載しています。
- 算数的活動や言語活動を取り入れた問題解決型の指導事例を掲載しています。
- 計算の意味理解の定着を図ることができるよう指導事例を掲載しています。
- 問題場面を図や表に表すことを大切にし,式と関連付けられた思考の道具や説明の道具になるように活動の中に位置づけています。
(2)「計算指導の手引き」の活用について
- 教員の自己研修として,授業改善のヒントとして活用することができます。
- 課題提示の工夫
- 児童の思考を大切にした自力解決場面の配慮事項
- 集団思考の収束のさせ方
- 適用問題の設定の仕方 など
- 校内研修などで授業を振り返るときの視点として活用することができます。
- 単元問題ライブラリーと関連を図ることで,数多くの適用問題を児童に提示することができます。
その他
「計算指導の手引き」の著作権は宮城県教育委員会が所有する。
活用する力を発揮させるための指導過程のポイント
(参照:平成22年度 宮城県検証改善委員会報告書)
宮城県教育委員会