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蔵王山では,平成27年4月13日に「噴火警報(火口周辺危険)」が発表されましたが,その後,5月に入って一時活動がやや活発になったものの,火山性の地震や微動は少ない,または観測されない日が続いたことから,6月16日に「噴火予報(活火山であることに留意)」へ引き下げられました。
「噴火警報(火口周辺危険)」発表時は,平成27年3月に承認された「蔵王山火山防災対策(暫定)~火口周辺危険・入山危険編~」により適切に対応を行いましたが,居住地域へ被害が及ぶ火山現象が発生した際の防災対策等については,引き続き検討してきました。
このたび,平成27年10月28日に宮城県庁において,村井宮城県知事,吉村山形県知事出席の下,「平成27年度第2回蔵王山火山防災協議会」を開催しました。協議会では,積雪時の噴火に伴う融雪型火山泥流等により,居住地域への被害が及ぶ際の防災対策等が承認されました。また,火山現象による被害が及ぶ4市町で避難計画が策定されたことも報告されました。
今後,観光や登山等で皆様が安心して「蔵王山」に訪れることができるよう,更なる火山防災対策の強化に努めて参ります。
平成27年度第2回蔵王山火山防災協議会の資料はこちらから
村井宮城県知事 あいさつ
吉村山形県知事 あいさつ
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