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蔵王山では,平成27年4月13日に「噴火警報(火口周辺危険)」が発表され,6月16日に「噴火予報(活火山であることに留意)」へ引き下げられましたが,長期的にみると火山活動はやや高まった状態にあります。
「噴火警報」発表時の防災対策については,平成27年10月28日開催の「平成27年度第2回蔵王山火山防災協議会」で暫定版が承認され,現在運用中であります。
このたび,平成28年2月8日に山形県庁において,村井宮城県知事,吉村山形県知事出席の下,「平成27年度第3回蔵王山火山防災協議会」を開催しました。協議会では,1月18日の第2回幹事会で了承された噴火警報レベルの運用に向けた手続きや,噴火警戒レベル運用後の防災対策(案)等,4件の協議事項が諮られ,承認されました。また,改正活火山法による火山災害警戒地域の指定に関連した規約改正を予定していること等,2件が報告されました。
これにより,来年度には蔵王山で噴火警戒レベルとこれに合わせた防災対策が,運用を始めることとなります。
さらに,レストハウスと熊野岳を結ぶ「馬の背登山道」では,緊急避難路を整備のうえ,本年8月の通行再開を目指します。
今後,観光や登山等で皆様が安心して「蔵王山」に訪れることができるよう,更なる火山防災対策の強化に努めて参ります。
平成27年度第3回蔵王山火山防災協議会の資料はこちらから
村井宮城県知事あいさつ
吉村山形県知事あいさつ
協議会の様子
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