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毒キノコを食用のキノコと誤って食べて食中毒になる事例が確認されています。
<毒キノコによる食中毒防止のための注意事項>
・食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげない。
キノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けること。
リーフレット毒キノコに要注意(PDF:208KB)(出典:厚生労働省ホームページ)
日本では、約1,500種類のきのこが知られています。そのうち、毒きのこは約20~30種類といわれ、その中でも比較的限られた種類の毒きのこによって食中毒が発生しています。
本県でも、ツキヨタケ誤食したことによる食中毒が発生しています。ツキヨタケは、ムキタケやシイタケと類似しており、間違えて誤食する事例が報告されています。
一般名 |
ツキヨタケ |
形態 |
傘の大きさ:大型で10~20cm程度 形と色 傘:初め黄褐色で、成熟すると紫褐色~暗紫褐色。半円形まれに円形で濃色の小鱗片を有する。 ひだ:白から薄い黄色で幅は広い。 柄:太く短い柄が傘の側方に付くものが多いが、中央に付くものもある。ひだの付け根につば様の隆起帯がある。色は傘より淡色。肉の内部は暗紫色~黒褐色のしみがある。このしみは不明瞭なもの、ないものもある。 肉:厚い。 |
中毒症状 |
嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状が現れる。 幻覚痙攣を伴う場合もあるが、翌日から10日程度で回復する。 |
発病時期 |
食後30分~1時間程 |
間違えやすい キノコ |
食用のヒラタケ、ムキタケ、シイタケに、外見、色彩、サイズ等が酷似している。 幼菌はナメコとも混同される。 また、ムキタケとツキヨタケは同じ枯幹から発生していることもあるので注意。 |
出典:厚生労働省ホームページ
平成16年、新潟県や山形県において急性脳症を疑う事例が発生しました。これらの事例において、発症者は腎機能の低下の状態を有し、スギヒラタケの摂取があったとされています。
これまでもスギヒラタケの摂取について、注意喚起をお願いしてきたところですが、引き続き、腎機能が低下していない方も含め、スギヒラタケの摂取を見合わせるようお願いします。
毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省ホームページ)
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