掲載日:2016年11月30日

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ツブ貝の喫食に伴う食中毒の予防について

ツブ貝※の中には、唾液腺にテトラミン(毒素)を蓄積するものがあり、その部位を除去せずに食べると、頭痛、めまい、視覚症状、嘔吐などの中毒症状があらわれることがあります。
ツブ貝を販売・提供する場合、消費者が自ら調理をする場合は、下記事項に留意願います。

(注)※ ツブ貝という呼称は広義,狭義さまざまに用いられるが,ここではエゾボラモドキ,ヒメエゾボラ等の主にエゾバイ科に属する巻貝の総称とする。これらの貝に蓄積しているテトラミンの量は,貝の種類や個体によって異なるが、1個分の唾液腺でも食中毒を起こすのに十分な量のテトラミンを含んでいることがあり,季節による毒量の変化はなく,加熱しても分解されにくいと言われている。
またバイ(貝)として販売されることの多いバイ科の小型巻貝(Babylonia japonica)の内臓(中腸腺)には,テトラミンとは別に,口渇,視力減退,瞳孔散大,言語障害などを引き起こすネオスルガトキシン,プロスルガトキシン等の毒素が蓄積することがあるため,同様に適切に除去,処理すること。

お問い合わせ先

食と暮らしの安全推進課食品安全班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号13階南側

電話番号:022-211-2644

ファックス番号:022-211-2698

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