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《データをご利用される際は調査の概要(PDF:149KB)をご覧ください。》
平成29年度に文部科学省が実施した学校保健統計調査(基幹統計:統計法第2条)の結果の中から,本県の学校における幼児,児童及び生徒の,発育状態及び健康状態(疾病・異常等の被患率)についてまとめたものです。
平成29年度の幼稚園,小学校,中学校,高等学校の男子・女子の宮城県平均値,全国平均値及び全国順位については次のとおりです。
男女ともに,ほぼ全ての年齢で,全国平均値を上回っています。
全国平均値を下回っている年齢は,女子の14歳(中学校3年生)及び15歳(高等学校1年生)となっています。
また,全国順位を見ると,男子において半数以上の年齢が,上位10位以内となっており,全国2位が男子の5歳(幼稚園児),全国3位が6歳(小学校1年生)となっています。
第1表 年齢別身長の宮城県平均値及び全国平均値との比較(エクセル:19KB)
男女ともに,全ての年齢で,全国平均値を上回っています。
また,ほぼ全ての年齢で,全国順位10位以内となっています。
全国順位をみると,全国1位は男子の5歳(幼稚園児),全国2位は男子の6歳(小学校1年生)と15歳(高等学校1年生),全国3位は女子の11歳(小学校6年生)となっています。
第2表 年齢別体重の宮城県平均値及び全国平均値との比較(エクセル:18KB)
平成29年度の幼稚園,小学校,中学校,高等学校の男子・女子の,肥満傾向児及び痩身傾向児の出現率及び全国順位については次のとおりです。
出現率は,男女ともに全ての年齢で,全国値より高くなっています。
全国順位で見た場合,全国1位は男子の15歳(高等学校1年生),全国2位は男子の5歳(幼稚園児)と6歳(小学校1年生),女子の6歳(小学校1年生)となっています。
※肥満傾向児とは,性別・年齢別・身長別標準体重から肥満度を求め,肥満度が20%以上の者を言います。
出現率は,男女ともに6割以上の年齢で,全国値より低くなっています。
全国順位で見た場合,全国1位は男子の6歳(小学校1年生)となっています。
また,全国47位は男子の11歳(小学校6年生)と女子の17歳(高等学校3年生)となっています。
※痩身傾向児とは,性別・年齢別・身長別標準体重から肥満度を求め,肥満度が-20%以下の者を言います。
主な疾病・異常の被患率を全国値と比較すると,むし歯(う歯),アトピー性皮膚炎,耳疾患は,全ての学校種別において全国値より高くなっています。一方,心電図異常,蛋白検出の者は,全ての学校種別において全国値より低くなっています。
疾病・異常の被患率別にみると,幼稚園においては「むし歯(う歯)」の者の割合が43.4%と最も高く,次いで「裸眼視力1.0未満の者」の順となっています。
小学校においても「むし歯(う歯)」の者の割合が53.2%と最も高く,次いで「裸眼視力1.0未満の者」の順となっています。
中学校においては「裸眼視力1.0未満の者」の割合が59.1%と最も高く,次いで「むし歯(う歯)」の順となっています。
高等学校においては「むし歯(う歯)」の者の割合が54.1%と最も高くなっています。
※全国調査の結果は文部科学省 学校保健統計調査HP(外部サイトへリンク)よりご覧ください。
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