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蔵王お釜 |
蔵王国定公園は、蔵王山を中心とする東北地方の代表的な山岳公園です。
この公園は、新旧火山から構成され、延長40kmに及びます。磐司岩(ばんじいわ)などの岩壁が連なり美しい渓谷を見せる二口(ふたくち)、古い火山地形を残す北蔵王、蔵王の象徴お釜や大瀑布が見られる中央蔵王、湿原が広がり冬には樹氷原をつくる南蔵王とに分けられます。このうち中央蔵王には宮城・山形を結ぶ蔵王エコーラインが通り、訪れる人々に蔵王のすばらしい風景を提供しています。
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植物では、丘陵地帯から高山帯に至るまでさまざまな植物群落が分布し、ハイマツ、ハクサンシャクナゲ、アオモリトドマツ、コマクサなどをはじめとする豊富な植物相が見られます。コマクサは高山植物の女王とも呼ばれ、県内では蔵王のみに自生しています。(採取は固く禁じられています。)
動物では、高山に生息するオコジョをはじめ、ニホンカモシカ(特別天然記念物)、ヤマネ(天然記念物)が生息しています。このほか、イワヒバリなどの鳥類やヒメクロオサムシなどの高山性昆虫も見られます。
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