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栗駒国定公園は、宮城・岩手・秋田・山形の四県境に広がる山岳公園で、宮城県は栗駒、鳴子(なるこ)、鬼首(おにこうべ)の三つの地域に区分されます。
栗駒地区は、美しいコニーデ型の秀峰栗駒山(標高1,626m)を中心に、花山御番所、温湯(ぬるゆ)、湯浜(ゆばま)、駒ノ湯温泉などの史跡、名湯が分布します。
こけしの里として有名な鳴子地区には、新緑、紅葉と峡谷美で有名な鳴子峡、酸性度世界一といわれる潟沼(火口湖)などがあります。
世界谷地と栗駒山 |
鬼首地区は、荒雄岳(あらおだけ)を中心とした典型的なカルデラ地形と、禿岳(かむろだけ)を背景とした牧歌的な高原地帯、それに温泉、間けつ泉、片山地獄などの噴気孔現象が随所に見られます。
植物は、約150種にのぼる高山植物が見られるほか、風衝地草原や雪田植物群落なども多く、特に栗駒地区の世界谷地湿原には、6月になるとワタスゲ、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)、キンコウカなどが咲き誇ります。また、鬼首の噴気孔周辺にはヤマタヌキランが群生しています。
動物は、高山帯から亜高山帯にかけてオコジョ、ニホンカモシカ(特別天然記念物)が生息しています。
栗駒国定公園の見所
紅葉の栗駒山 |
鬼首間けつ泉 |
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