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東日本大震災において,水門,陸閘の閉鎖に従事した水防団等の方々が犠牲となった状況を踏まえ,本県では,津波注意報や津波警報等の発表時に現地で人が操作することなく,安全かつ迅速,確実に水門,陸閘を自動で閉鎖するシステムを採用しています。
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(写真は谷川防潮水門全景)
宮城県水門・陸閘自動閉鎖システムのうち,河川・海岸保全施設に設置された水門・陸閘を対象としたシステム整備,非常電源設備の整備を行いました。
(※1)宮城県庁を監視局とし,エリア全域の状態監視を行う。また,遠隔自動制御を行うための発動条件となる警報情報の解析処理を行い,各統制局へ情報を伝達する。
(※2)仙台,東部,気仙沼の各土木事務所を統制局とし,各水門・陸閘の被制御局へ遠隔監視制御指令の伝達を行う。また,各水門・陸閘に設置した監視カメラで映像監視を行う。
(※3)仙台,東部,気仙沼エリアを地区単位で細分化し,被制御局に設置した被遠隔監視制御装置により統制局の遠隔監視御設備と信号送受処理,監視制御信号の入出力演算処理を行う。
上の写真は,仙台土木事務所統制局に設置した監視装置・大型映像装置です。
上の写真は,河川・海岸保全施設の津谷川左岸樋管の局舎内に設置した被遠隔監視制御装置です。
通信確認試験を毎日実施し,信頼性を確保しています。
上の写真は,港湾施設の潮見3号陸閘の監視カメラです。
監視カメラは陸閘動作時の状況を遠隔で監視する目的で設置しています。
上の写真は,河川・海岸保全施設の外尾防潮水門の表示板です。
水門を通過する船に対して,表示板とスピーカーで動作状況を表示,伝達します。
上の写真は,港湾施設の海岸通水門に設置した無線アンテナです。
自動閉鎖指令を確実に伝達するために,NTT回線で障害が発生しても,無線回線で通信が行えるように冗長化を図っています。
上の写真は,河川・海岸保全施設の津谷川左岸樋管の局舎内に設置した非常用発電機です。
商用と発電機の電源を設置し,停電時でも確実に稼働出来るようにバックアップ機能を持たせています。
上の写真は,河川・海岸保全施設の津谷川左岸樋管の局舎内に設置した遠隔監視用分電盤です。
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