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南三陸支所が本吉郡南三陸町志津川権現地内で進めている清水(1)地区農地海岸復旧工事(工事番号:H17南三陸地区(県営海岸災)-001号)において、「L1堤防」(海岸堤防)が完成しました。清水(しず)地区は、平成23年東北地方太平洋沖地震災害により住家流失が発生する等の被災が著しく、さらに地盤沈下も生じており、早急な復旧が必要な地区の一つとされていました。
清水(1)地区における堤防着工前の状況
完成した「L1堤防」
宮城県は、比較的発生頻度の高い津波(※数十年から百数十年に一度程度)への対策として、海岸堤防等の整備を中心に進めています。当事業では、最大限に人命等を守ることを目的としており、施設最頂部を超える高い津波が襲来しても避難時間の確保が可能で全壊する恐れの低い、粘り強い構造の海岸堤防等を設計・採用しています。
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