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平成29年10月、気仙沼地方振興事務所が進めていた草木沢地区農地海岸復旧工事(工事番号:H26南三陸地区(県営海岸災)-063号)がついに完成となりました。当事務所では、平成23年東北地方太平洋沖地震災害による津波被害とその後の地盤沈下の進行の他、JR気仙沼線のBRT専用バスレーンが近接している等の同地区のさまざまな現場状況を考慮した結果、最も効果的な防災対策として「L1堤防の建設」及び「防潮堤の嵩上(かさあ)げ」、「船揚場(ふなあげば)の整備」等を同時並行的に行う一体型の復旧工事を進めてまいりました。
草木沢地区における堤防着工前の状況
完成した「L1堤防」
宮城県は、発生頻度の高い津波(※数十年から百数十年に一度程度)への防災対策として、海岸堤防等の整備を中心に進めています。当事業では、最大限に人命等を守ることを目的としており、施設最頂部を超える高い津波が襲来しても避難時間の確保が可能で全壊する恐れの低い、粘り強い構造の海岸堤防等を設計・採用しています。
工事完成後の草木沢地区農地海岸(H29.11月現在)
「L1堤防の建設」及び「防潮堤の嵩上(かさあ)げ」、「船揚場(ふなあげば)の整備」等の一体型復旧工事
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