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みやぎの豊かな環境を守り,さまざまな環境課題に対して取組む財源として,県では平成23年4月から「みやぎ環境税」を導入しています。平成28年度事業の一部は平成29年度に繰り越して実施していましたが,このたび全ての事業が完了しましたので,その内容についてお知らせします。
【事業成果(CO2削減効果)】
平成28年度事業では,家庭用の太陽光発電システムやエネファーム(燃料電池)の導入,既存住宅の断熱改修,事業者用の再生可能エネルギー設備(太陽光発電・風力発電・バイオマス発電など)の導入等を支援することにより,省エネ効果として108,116t-CO2の二酸化炭素削減効果がありました。平成28~32年度の5年間の削減見込量364,000t-CO2に対しては約30%の進捗となります。
※上の各事業費は,千円未満を四捨五入しているため,合計額と一致しません。
※上の二酸化炭素削減効果は,円未満を四捨五入しています。
「みやぎ環境税」は課税目的に沿った事業のみに充当され,その使途を明確にするため,税収等は「環境創造基金」に積み立てて管理されています。
平成28年度は,税収と資金運用などで約16億9183万円の収入がありました。一方で,事業の実施に約16億157万円を支出しました。(平成27年度繰越事業の実施に伴う支出を含む。)
この結果,平成28年度末の基金残高は,前年度末の6億8081万円から9025万円増加し,7億7106万円となりました。基金の残高は,平成29年度以降の事業に引き続き活用していきます。
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