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耐冷性に優れる国内外の水稲品種または系統の交配を繰り返すことより、従来の耐冷性“極強(8)”を上回る水稲高度耐冷性中間母本系統「東北PL1~4」を育成した。これらの耐冷性は、恒温深水法による検定水温を19℃から0。2~1℃下げて処理することにより、“極強(8)”を3ランク上回る“極強(11)”と評価された。東北PL1は中生の晩、草型は中間型、玄米千粒重が大きく、低収。東北PL2は、中生の晩、草型は偏穂数型。稈長、穂長が長く、低収。耐倒伏性は“弱”、葉いもち、穂いもちの圃場抵抗性は“強”。東北PL3は、中生の晩、稈長が長く、草型は偏穂数型、多収、耐倒伏性は“弱”。アミロース含有率が高い。東北PL1~3は、いずれも玄米品質、食味が劣る。東北PL4は、中生の晩、草型は偏穂数型、稈長、穂長は「ひとめぼれ」並、穂発芽性が“易”玄米品質、食味は、「ひとめぼれ」に比べてやや劣る。
水稲、耐冷性、中間母本、東北PLl、東北PL2、東北PL3、東北PL4
水稲高度耐冷性中間母本系統「東北PL1~4」について(PDF:843KB)
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