第8回対応検証委員会の開催結果
委員会の開催概要
1.日時
平成17年6月12日(日曜日)午後1時30分から4時30分まで
2.場所
宮城県東京事務所会議室(東京都千代田区平河町二丁目6番3号)
3.出席委員
田中委員長、犬飼委員、小賀野委員、宮本委員
4.議事
議事1 村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対応検証委員会報告書の内容の確認について
報告書の内容の確認を行った。主な意見は、次のとおりである。
- 県が行政処分の行使に消極的であったことの弁解を追認する必要はないのではないか。この報告書の目的は、再発防止と住民の信頼回復にある。したがって、個別の状況において、県職員は一生懸命やっていたとか、当時の廃棄物処理法の枠組みにおいてはやむを得ないということもあるが、それは報告書では触れないこととする。また、再発防止の観点から、「積極的にこのように対応すべきだった」という目的志向の観点で記述したい。
- 平成12年6月12日の埋立容量10%未満の軽微変更届の受理の段階では、容量超過の推定が働いていたのであり、少なくとも、その事実を確定しないうちは、届出を受理すべきではなかった。
- 本件事案のような問題が二度と起こらないようにするためには、意思決定過程を透明化し、それらの情報をオープンにする必要があると思われる。
- 再発防止策として、将来の問題の発生を自覚し、日ごろから経年的な資料を集めておくことが、行政の触覚を磨く上でも重要だと思う。
- 目的志向を持った行政対応をするには、規範意識が必要である。
議事2 村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対応検証委員会報告書の内容の確定について
報告書の内容の最終的な調整については、委員長に一任することが決定された。