第5回対応検証委員会の開催結果
委員会の開催概要
1.日時
平成17年5月29日(日曜日)午前9時30分から午後12時30分まで
2.場所
宮城県東京事務所会議室(東京都千代田区平河町二丁目6番3号)
3.出席委員
田中委員長、犬飼委員、小賀野委員、宮本委員
4.議事
議事1 村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場事案についての論点の検討について
1-1 事務局から、次の論点毎に県がとった対応の概要について説明した。
論点
- 埋立不適物に対する県の対応
- 悪臭に対する県の対応
- 水質に対する県の対応
- 住民の動きに対する県の対応
1-2 上記1の説明に対し、委員が指摘した主な論点は、次のとおりである。
- 平成11年9月に実施した臭気アンケート調査について、93%の世帯が受忍限度内であったからといって、残り7%の受忍限度を超えている世帯を問題視しなかったのは、県の対応としては不適切だったのではないか。
- 水質、悪臭調査については、改善の目的にかなうような調査設計をすべきだったのではないか。
- どの段階で、事業者に対する指導監督の方針を変更すべきだったかについて、検証委員会として判断すべきではないか。
- 報告書では、事業者への指導監督に当たっての県警との連携の在り方について、指摘しても良いのではないか。
議事2 報告書の骨子について
事務局から報告書の骨子案について説明したところ、委員から次のような指摘があった。
- これまで検証したポイントを、「生活環境の影響に関する県の対応」等といったより大きな項目にまとめて論じた方が良いのではないか。
- 県の事業者に対する認識の甘さについて、項目建てして論じるべきではないか。
議事(3)関係職員ヒアリングについて
事務局が5月16日から20日までの間に57名を対象に行った関係職員ヒアリングの内容について、報告を受けた。