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社会教育は,地域住民が生活課題や地域課題に根ざして行う学習活動について,住民同士の学び合い・教え合い等を通じ,人と人との絆を強くすることを働きかけ,個々の教養の向上,健康の増進等を効果的に高める役割を担います。
地域住民が主体的に地域を学び,地域課題に気付き,解決に向けて協力しながら行動できるよう,社会教育は「集い・学び・共に行動する」ことを目指して事業を展開しています。
踊る食育ペットボトルピザ認定指導員の千葉政徳氏を講師として招き,標記の少年対象事業が行われました。ピザ生地を作る過程では,材料が入ったペットボトルをみんなで踊りながら振り混ぜ,楽しく生地を作ることができました。圧巻だったのはペットボトルから生地を取り出す場面で,発酵で生じたガスが生地を押し出す現象を目の当たりにした参加児童の驚きの表情と歓声がとても印象的でした。ピザの具を切る過程では,ボランティアスタッフの方々の丁寧なサポートにより,安全かつ上手に具材を切ることができました。最後の焼く過程では,講師の方が用意した段ボール製オーブン(火力は炭火)を使用し,おいしく焼き上げることができました。今回のピザづくりは,身の回りにある資源(ペットボトル,段ボール等)を有効活用しており,災害時にも役立つのではないかと注目されています。
長く続くコロナ禍において,「様々なストレスを抱えながら過ごしている地域住民が少しでも気持ちを穏やかにして過ごしてもらいたい。」という担当者の願いから,当事業は企画されました。講師は中川歩美氏が務められ,明るく親しみやすい話術や具体的で分かりやすい話題設定により,うなずきながら話を聞いたり進んで意見を発表したりする参加者の積極的な姿が見られ,アンガーマネジメントに対する関心の高さを感じることができました。
「三本木・松山・鹿島台の3地域が広域的に連携して,地域間の交流の輪と人の輪により,元気で活き活きと活力のみなぎる地域づくりを推進する」ことを目的として,当事業は企画されました。今回は松山公民館が担当となり,トータルバランスセラピストの及川智恵美氏を講師に招いて「こころと身体のゆるめ術講座」を実施しました。講座では,姿勢と身体バランスの改善を図るための様々な軽運動を実際に行い,楽しく運動にいそしんでいる参加者の姿が印象的でした。閉塞感が漂うコロナ禍において,心身ともにリフレッシュできる活動を取り入れた事業を地域住民に提供していくことは,大変意義のあることと感じました。
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