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【臨時休館に伴う展覧会中止のおしらせ】
令和4年3月16日(水曜日)に発生した地震の影響による施設設備点検及び修繕に伴う休館のため、本展は中止といたします。
ご来場を予定されていた皆様には、誠に申し訳ございません。
臨時休館につきましての詳細は、以下のリンクからご確認ください。
会期 |
2022年2月3日(木曜日)~2022年4月10日(日曜日) |
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会場 |
本館1階展示室、佐藤忠良記念館展示室 |
休館 |
月曜日(3月21日は開館)、3月22日(火曜日) |
料金 |
一般300円(240円)/大学生150円(120円)/高校生以下無料 ( )は20名以上の団体料金。 ※特別展の観覧券をお持ちの方は、コレクション展示もご覧いただけます。 |
出品目録 |
19世紀後半のヨーロッパでは、印刷技術の進歩を背景に、美術を対象とする雑誌が数多く刊行されました。それらは最新の美術が国際的に広まる原動力になったほか、画家、版画家、デザイナー、文筆家、編集者らの共同作業により、それ自体が美術品と呼べるような芸術性をもつものも登場しました。今回は、19世紀末にドイツとオーストリアで創刊された芸術誌、「パン」「ユーゲント」「ジンプリチシムス」「ヴェル・サクルム」などを紹介します。
日本の洋画の幕開けである明治に始まり、大正、昭和戦前期、戦後の幅広い展開に至るまで、日本の近現代絵画の流れをたどります。
仙台藩宿老の家に生まれ、明治から大正時代にかけて宮城で活躍した日本画家・遠藤速雄(1866-1915)を中心に、平福百穂、小松均、太田聴雨ら東北地方にゆかりの深い日本画家の作品を展示します。
当館では、20世紀美術を代表する画家、パウル・クレー(1879-1940)とヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)の作品を常設展示しています。
今回は二人の代表的な作品に加え、ドイツ表現主義の画家マックス・ペヒシュタイン(1881-1955)やハインリヒ・カンペンドンク(1889-1957)の油彩をご紹介します。
「パン」 第1年第1号表紙 1895年刊 |
「ジンプリチシムス」第7年合本表紙 1903年刊 |
「ヴェル・サクルム」第1年第1号表紙 1898年刊 |
アルフレート・ロラー |
高橋由一《宮城県庁門前図》1881年 |
松本竣介《画家の像》1941年 |
遠藤速雄《猫に花の図》 |
太田聴雨《日時計》1935年頃 |
ヴァシリー・カンディンスキー |
ハインリヒ・カンペンドンク |
宮城県生まれの彫刻家・佐藤忠良による彫刻の代表作を中心に、初期から晩年までの作品を紹介します。
洲之内徹(すのうち とおる、1913-1987)は、美術エッセイ「気まぐれ美術館」で人気を博した文筆家として、また「現代画廊」を経営した画廊主として知られています。洲之内の死後当館が収蔵した「洲之内コレクション」は、彼が最後まで手元に置いていた作品たちであり、自身の眼で評価した、「盗んでも自分のものにしたくなるような」作品でした。これら様々な物語をまとった作品の中から、可愛らしい寝姿が人気の長谷川潾二郞《猫》などを展示室9でご紹介します。
彫刻家・佐藤忠良は魅力的な素描の描き手としても知られており、数多くの素描作品を残しています。今回は、佐藤と同様に制作の課程で多くの素描を描いた彫刻家・柳原義達(1910-2004)の作品と合わせてご紹介します。
佐藤忠良《うれ》1959年 |
佐藤忠良《帽子の像》1986年 |
靉光《鳥》1942頃 |
長谷川潾二郞《猫》1966年 |
佐藤忠良《ジャコビン》1975年 |
柳原義達《道標・鳩》1981年 |
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、予定が変更になる場合がありますのでご注意下さい。
詳しくは、コレクション展示ギャラリー・トークのご案内をご覧ください。
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