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終了したコンサート
3人の個性豊かな音楽家が、楽器と身体と空間を響かせ、聴く人をあたたかく包み込んだのは、2018年12月22日の夜のこと。クラシックでもジャズでもなく、どんな音楽が聴けるのだろうと、たくさんの期待と少しの不安で始まったコンサートは、いつしかすっかり観客のみなさんを虜にしていました。あのメンバーが今年も宮城県美術館で演奏します。
昨年に引き続き、収蔵作品の中から、音楽家がこれぞという作品を選び、新曲を捧げコンサートで初演します。今年は、子供達も大好きなF・ボテロ作のブロンズ像《猫》のほか、どの作品が選ばれるのでしょう?そして、何より前川國男設計による、この素晴らしい空間を、音楽でみなさんと楽しみたいと思います。
小さなお子さまも、紳士淑女の皆様も、あたたかくしてどうぞお出かけください。
鈴木広志 Hiroshi Suzuki
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サックス奏者/作曲家。東京芸術大学卒業。クラシック、ポップス、ジャズ、ワールドミュージックの世界でボーダーレスに活動する。リーダーを務めた「チャンチキトルネエド」の他、「東京中低域」「清水靖晃&サキソフォネッツ」「大友良英スペシャルビッグバンド」等でも中核を担い、FUJI ROCK FESTIVAL(日本)、North Sea Jazz Festival(オランダ)、Montreal international Jazz festival(カナダ)など国内外のフェスティバルに出演。狩野永徳作の屏風に曲を書き下ろし演奏したCD『国宝「上杉本洛中洛外図屏風」を聞く』(制作:上杉文化振興財団)、絵画や彫刻などの美術作品に楽曲を作曲し演奏したCD「名画をいろどる話芸と音楽~耳できく展覧会」(制作:島根県立石見美術館)、谷川俊太郎の詩を歌にしたCDBOOK「大人のための俊太郎」(アルテスパブリッシング)が発売中。NHKドラマ「あまちゃん」「とっとテレビ」(音楽/大友良英)ではサックス/リコーダーを演奏し劇中にも出演。近年は遊佐未森、大橋トリオ、椎名林檎、秦基博、ハナレグミ、くるり、ゴンチチ、小野リサ、アンサンブルノマドなどのライブやレコーディングに参加。
photo by Shutoku Koh
チェ・ジェチョル Choi Jae Chol/崔 在哲
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韓国太鼓(チャング)演奏家。五穀豊穣や豊年を祈る韓国の民俗芸能「農楽」の囃子を基に、様々な場面で活躍。仙波清彦&カルガモーズ、琴鼓'n管(キンコンカン)、多民族芸能楽団わたらに所属。2009年より日本と韓国の文化に触れる歩き旅「Chango Walk」を始め、東京~韓国までの道のりや、富士山、2018年夏秋は大船渡から八戸まで三陸沿岸部を、太鼓を叩き歩いた。2015年より三陸国際芸術祭に参加する他、トルコ、ウクライナ、カザフスタン等、国内外で活動のを。八戸「えんぶり」に魅せられ、2016年より八太郎えんぶり組に参加、冬の東北の祭囃子を学んでいる。
木村仁哉 Jin-ya Kimura
チューバ奏者。東京都出身。東京芸術大学卒業。稲川榮一氏に師事。大学在学中より本田祐也率いるチャンチキトルネエド(2013年活動休止)のメンバーとして活動する。2013年にあまちゃんスペシャルビックバンドとしてNHK紅白歌合戦に出場。星野源、RADWIMPSなど様々なアーティストや、映画、TVドラマ等のレコーディングに参加しており、2019年の大河ドラマ「いだてん」ではテーマ曲などの演奏に加え出演もしている。これまでに蜷川幸雄演出の舞台や、Eテレ「ムジカピッコリーノ」、テレ朝「関ジャム」などに出演した。
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